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30代、子育て真っ最中。健康でいたい中で体に異変…?医師にすすめられたのは…ミレーナだった

30代で、子育て真っ最中の私。健康でいることが第1なので、忙しい中でも毎年健康診断は必ず受けるようにしています。ある年の血液検査で軽度の貧血であることがわかり、子宮がん検診を受けるついでに婦人科で相談をしました。貧血の原因を調べるためにさまざまな検査をしたのですが、そこで……。

健康診断で貧血気味と診断される

子育て中、特に子どもが小さいうちはとにかく体力勝負です。母親である自分が倒れてしまっては家がまわらなくなってしまうと思い、毎年の健康診断は欠かさずに受けるようにしています。

 

30代半ばを過ぎたある年。それまで異常なしだった健診結果に異変が出ました。貧血気味であるので病院で詳しく検査してくださいと書かれていたのです。ちょうど子宮がん検診を受けようと思っていたタイミングだったので、まず婦人科で相談をし、検査をしてもらおうと思いました。

 

子宮には異常なし

そして私は婦人科を受診。貧血について相談すると、医師によると、貧血になる理由はいろいろあるけれど、女性は生理があるので男性よりも貧血になりやすいとのこと。

 

子宮筋腫など病気などがないか調べてもらいましたが、子宮には異常はありませんでした。内科的に出血などの問題がないか胃カメラを受けたり、検便をしたりといくつか検査を受けましたが、結果はすべて異常なし。

 

貧血のはっきりとした原因はわからないまま。残る原因で思い当たるのは、生理中の経血量が多めなことくらいでした。

 

ミレーナという選択肢を教えてもらう

そして貧血を改善するために、鉄剤を処方してもらいました。しばらく飲み続けて貧血の数値はよくなりましたが、その後もしばしば貧血症状があり、定期的に婦人科を受診するように。

 

何度目かの受診の際に、医師から貧血は過多月経の影響もあるかもしれないと言われ、過多月経の治療法について話を聞くことになりました。私は片頭痛があり、低用量ピルの服用は難しかったため、ミレーナが選択肢として1番良さそうとのこと。

 

医師の説明を聞きましたが、すぐにミレーナを入れる決断はできませんでした。そして数カ月悩み、生理中を快適に過ごせるならと強く思うようになり、ミレーナを入れることにしたのです。

 

※ミレーナは、黄体ホルモンを付加した子宮内避妊器具で、重い生理症状の改善のためにも使用されています。

 

年齢とともに変わってくる体と向き合う中で、改めて女性の健康には生理が大きく関わっていることを実感しました。今回生理のつらさをラクにしていくためにミレーナを使うことを決めましたが、これから入れるため、使ったあとにどのような変化が起こるのか期待と不安でドキドキしています。自分の体を第1に考えた決断なので、いいほうへ向かってほしいです。

 

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:仲間あい/30代女性・2014年生まれ男の子、2016年生まれ男の子、2018年生まれ女の子を育てるママ。医療事務6年(婦人科)、子育て講座認定講師3年の経歴を持つ。自身の経験を元に生理に関する記事の執筆をしている。
イラスト:sawawa

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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