私の子育てを否定する義母
夫も私も3連休にお休みが取れたので、1歳の娘と3人で義実家のある東京へ旅行することに。午前中に観光や食べ歩きを満喫したあと、午後から義実家へあいさつに行きました。義父母ともに私たち家族が訪れたことをとても喜んでいる様子で、和やかな雰囲気でお茶やお菓子をつまみながら談笑。
ところが、午後3時に差し掛かろうかというところで、娘が眠たくなったのか泣き始め、なかなか眠らず、数十分大きな声で泣き続けてしまいました。すると、それまでにこやかだった義母の態度が一変。夫婦2人の静かな生活の中で聞くことのない子どもの大きな泣き声が耳に触ったのか「1歳にもなって眠いだけでこんなに泣くなんて、育て方がおかしいんじゃないの? 耳に響いてうるさいからもう連れて帰ってよ」と急に声を荒げてきたのです。義母の大きな声を聞いて、娘はますます泣きわめきます。夫がすぐさま抱っこして、「まだ1歳なんだから、うまく寝られないこともあるんだよ」と説明しましたが、義母は「1歳にもなってこんなに泣くのはおかしい」の一点張り。私は「うるさくしてしまってすみません」と謝り、「もう失礼しますので」と言い、3人で義実家を去ろうと準備を始めます。
すると義父が「息子が1歳のときはもっと泣いていた気がするけど、わしらの育て方もおかしかったのかな?」とポツリ。義母は絶句して「1歳だとこんなものだったかしら? もう覚えてなくてごめんなさいね」と気まずそうにそっぽをむいてぶっきらぼうに言うと、サッと部屋の奥に入っていったのでした。いつも義母は私に対して嫌みを口にしますが、今回は義父の痛快なひと言に救われ、気持ちがすっきりしました。
かわいい孫であっても、日ごろ静かな生活をしている義母にとっては、娘の泣き声はうるさく感じたのでしょう。今度訪れるときは、義母に配慮して眠いタイミングなど泣きそうな時間帯は避け、うまく付き合っていきたいと学んだ出来事です。
著者:村井あずき/20代・ライター。音が鳴るおもちゃが大好きな1歳の女の子を育てるママ。夫と2人で初めての育児に奮闘中。娘と一緒に絵本を読むのが大好き。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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