公園でとある親子とトラブルに
女の子は突然長男を両手で突き飛ばしました。驚いた私は慌てて長男を抱えると、長男はすり傷ができていましたが泣いていません。私は女の子に「いきなり押したらダメだよ」と注意します。すると女の子は「どうして? ママはいつも私が邪魔なとき押すよ」と答えました。私と女の子が話をしているとその子の母親が「うちの子が何かしました?」と寄ってきたので、長男が押されたことを伝えました。すると「うちの子すぐお友だちに手を出すんですよ。おとなしそうな子どもさんたちでうらやましい」ひと言。まずは謝るのが先では? と思いつつ、ここで言い返すとトラブルになるかもしれないと思い、グッとこらえました。すると、「相手は赤ちゃんなんだから押したらダメよ」と女の子の手をパシッと叩いて立ち去ろうとする母親。長男は赤ちゃんでもないし、赤ちゃんじゃなかったら押してもいい訳じゃないのに……と私はモヤモヤしていました。
するとその様子を見ていた次男が「パシッてしたら痛い痛いよね! ママは叩いたらダメだよ」と女の子の母親に向かって言いました。まさか3歳の子どもに注意されるとは思ってもいなかったようで、母親の顔は真っ赤です。「早く行くよ」と女の子の手を引いていそいそと立ち去る母親。私は「息子よ、よくぞ言ってくれた」という気持ちになり、それまでのモヤモヤした思いが一気に晴れたのでした。
子どもは親の言動をよく見ていて、それをまねすることもあると実感。今回の公園での出来事を通して、私も子どもと関わるときはまねされるとよくないことはせず、言動には気をつけたいと思いました。
著者:岩本なみえ/30代・ライター。1歳、3歳、5歳の天真らんまんな兄妹を育てる3児の母。休日に子どもたちと近所のいろいろな公園にお出かけするのが最近のブーム。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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