1)予定を相手に聞かない
1つ目のルールは、予定を相手に聞かないこと。というのも、私たちはド田舎育ちの末っ子同士。親戚やご近所さんからかわいがってもらっていた反面、いろいろなことに首を突っ込まれながら成長してきました。そのためか、2人とも人に干渉されるのが大の苦手。夫婦間ですら、予定をいちいち聞かれることが苦痛でした。
しかし、夫婦として一緒に暮らすなら、相手のことを何も知らない訳にもいきません。そこで、それぞれの予定は共通のアプリに登録することに。最初は入力が面倒に感じましたが、慣れてしまえば、「〇日は2人とも空いている」「〇日は夫の予定アリ」など、相手に聞かなくてもわかるようになり、とっても便利。また、無駄な不安を抱かず、言った言わないのケンカも起きずと良いこと尽くめです。
2)平日の朝食・昼食は各自で済ませる
2つ目のルールは、平日の朝食・昼食は各自で済ませること。同棲したてのころは、早起きして朝食を作っていた私ですが、ある日夫から「実は朝食を食べない派なんだ」という衝撃の事実を知らされました。
そんな私も、何を作るか考えるのが面倒だったので、朝食は各々とろうということに。おかげで私は、料理とは言えない雑さながら、自分好みの味付けの朝食が食べられるようになり、夫はその時間を睡眠に使うことができています。在宅ワークになった今でもその習慣は同じで、昼食も一緒にはとらず、夕食のみ2人で食べるようにしています。
3)別々の部屋で寝る
3つ目のルールは、夫婦別々の部屋で寝ること。2人暮らしを始めるにあたり、私が何より心配だったのが夫のいびき問題でした。大きいサイズの夫なので、いびきも怪獣の鳴き声のようなボリューム。今までこのいびきに何度、睡眠の邪魔をされたかわかりません。だからこそ、2LDK以上の部屋に住み、寝室を分けるのが新しい住まいへの絶対条件。
夫もその事情はわかってくれていたので、条件をのんでくれ、今では自分だけの部屋でそれぞれ快眠を得ています。
別々で寝ていると、喧嘩をしたときには極力顔を合わせなくなるというデメリットもありますが、旅行に行ったときだけ一緒に寝ると新鮮な気持ちを味わえたり、夕飯後の2~3時間を2人で大切に過ごすようになったりとメリットもありました。寝る時間も起きる時間もバラバラでよいので、とても気持ちがラクです。
私たち夫婦のルールは、はたから見たら「冷めている」と思われるかもしれません。実際、義母にも、別々で寝ていることを心配されたことがあります。しかし、2人のルールは誰のためでもなく私たちのためのもの。このルールを決めてから、以前よりも良い関係を築けていることは間違いありません。今後ともお互いのことを尊重し、2人らしい生活をしていけたらと思います。
著者:ずんこ/女性・主婦
イラスト:すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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