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「わざとらしい」生理で体調不良の友人をからかうクラスメイト…その様子を目にした私が感じたことは

初潮を迎え、生理独特の痛みが悩みだった中学生の私。ただ、友人には私よりも生理痛に苦しむ子がいて……。

慣れない生理の痛み

私は中学生になってから初潮を迎えました。これまで経験したことのない、生理独特の痛みが毎月の悩みの種に。経血漏れも心配で、「制服が経血で汚れたらどうしよう」「男子にからかわれたら学校に行けなくなる」と思うこともありました。

 

ただ、私の友人には私よりも生理痛に悩んでいる子がいました。生理がくると明らかに顔色が悪くなり、体育の授業は必ず休んで見学するほどでした。

 

彼女をからかうクラスメイト

クラスメイトの中には彼女をからかう人がいて、「毎回休むなんて大げさじゃない?」「わざとらしいよ!」などと言う子もおり……。

 

本人たちに悪気はないようでしたが、痛みに耐えている本人にとっては傷つく言葉だと思います。「悪気がないのが一番厄介だな」と、私は中学生ながらに実感したのでした。

 

 

中学生は多感な時期で、ちょっとした言葉にも過敏になると思います。中でも生理の悩みはデリケートなことであり、否定されたらとても悲しい気持ちになります。自分の生理症状と違う人がいても耳を傾け、理解することが大切だと学んだ出来事でした。また、生理症状でつらいことがあれば、しっかり医療機関を受診することも大切だなと感じました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:浦部さくら/50代女性・子育てが一段落したアラフィフ。若いころから鉄欠乏症に悩まされ続けてきたことがきっかけでちょっとした健康オタクに。結婚、出産、育児、健康など経験してきたことや興味のあることなどを突き止めたレポートを執筆中。
イラスト:マメ美

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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