友人のすすめで月経カップを購入
数年前、友人が「月経カップ、めちゃくちゃ快適だよ!」と熱弁していました。ナプキンやタンポンよりも漏れにくく、長時間つけても違和感が少ないとのこと。「そんなにいいなら試してみよう!」と、私も興味を持ち、ネットでリサーチ。
いくつか口コミをチェックし、初心者向けと評判の物を購入しました。「月経カップって環境にもやさしいし、コスパも良い! これが自分に合えば、生理中の快適さがぐんと上がるはず!」と、期待に胸を膨らませていました。
実際に使ってみたら大苦戦!
使うのを楽しみにしていた月経カップ。生理を迎え、いざ使おうとしてみると、「え? 入らないんだけど!」「折りたたみ方ってこれで合ってるの?」と、最初から大混乱。ネットで挿入の仕方を調べながら試してみましたが、なかなかうまくいきません。
無理やり押し込むと痛みがあるし、位置が合っているのかもわからない。やっと入ったと思ったら、勝手に出てきたり違和感があったり……。さらに取り出すのにもひと苦労。
「これ、本当に慣れたら快適になるの?」と、不安でいっぱいになりました。
自分に合った生理用品を選ぶ大切さ
その後、月経カップに何度か挑戦したものの、慣れることができず、結局ほとんど使わずじまい。「せっかく買ったのに……」と悔しい気持ちになってしまいました。
しかし、この経験を通して「生理用品は人によって合う・合わないがある」と実感しました。月経カップが合う人もいれば、私のようにうまく使えない人もいる。
結局私は、これまでどおりナプキンを使うことにしました。生理中のストレスを減らすためには、自分に合った物を見つけるのが一番大事なんだと気づいた出来事でした。
月経カップに挑戦したものの、私には合わずに断念しました。でも、その経験を通じて「自分にとって快適な生理用品を選ぶことの大切さ」を学ぶことができました。生理とこれからも付き合っていくからこそ、無理せず自分に合った方法を選ぶのが一番だと思いました。
著者:川北たまき/3人の子どもを育てるアラフォーママ。歯科衛生士として勤務したのち、未経験でWEBライティングの世界に!ライター、ディレクターとして経験を積み、現在はフリーランスとして活動中。医療、ライフスタイル、ファッション、教育など、今までの経験を生かした記事制作をおこなっている。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!