とにかく電話したがる彼
私が20代半ばだったときの話です。もともと友だちだったものの、向こうから告白され付き合った彼氏がいました。
しかし、恋人になってから、彼はとても寂しがり屋だったことがわかったのです。たとえば、とにかく毎日電話をしたがり、「今日は残業で帰りが遅くなる」と言っても、「それなら、深夜にかけるね」とのこと。また、仕事や友だちと会っており電話に出られないと大量のメッセージが。仕方なくかけ直すと、「忙しかったの?」「何をしていたの?」と質問攻めに。
さらに、トイレやお風呂に入るからと電話を切っても、1時間後くらいにまた電話がかかってくるのです。
破局の決定打
付き合って数カ月で、私は彼に対して疲れてきていたのですが、ある日、決定打になる出来事が。デートの約束をしていた日に私は風邪をひいてしまい、「今日は行けない」と連絡。すると、「室内なら大丈夫だよね? 車で迎えに行くからカラオケに行こう」と言われたのです。
私の体よりも、自分の「会いたい」という欲望を優先されたことにブチギレてしまい、少ししてから別れを告げたのでした。
ただの友人だったころは、彼がここまで寂しがり屋だとは知りませんでした。「良い友だち」だったため付き合ってもうまくいくと思っていましたが、恋人という関係になってみないとわからないこともあるのだと学びました。
著者:田村真央/30代女性・専業主婦。趣味は動画鑑賞。
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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