気心が知れた男友だちと…
男友だちのAとは小学生のころからの仲で、中学時代も比較的親しく、よく一緒に過ごしていました。成人式をきっかけに再び連絡を取り合うようになり、互いに暇があればどちらかの家で会うように。内心では、いつか男女の仲になるのかもしれないと考えていました。なぜなら、中学生のころに「Aさんが私に気があるらしい」というウワサを耳にしたことがあり、私自身もそれをどこか意識していたからです。
そんなある日、お酒の勢いもあって、私たちは一線を越えてしまいました。ところが、そのまま「付き合う」には至らず、体だけの関係に陥ってしまったのです。そんな状況の中で、私は徐々にAのことを本気で好きになり始め、このままでは自分が傷つくのではないかという不安を覚えるようになりました。というのも、Aには別の地域に好きな人がいたからです。
秘密のやりとり
それでもある夜、Aから「自宅で数人の友だちと飲んでいるから来ないか?」と誘われました。無謀だとわかりながらも、少しだけ会いたいという気持ちに負けて、私はその場へ向かいました。そのときはすでに体の関係だけの状態だったこともあり、家にはAの友だちが2人ほどいたのですが、彼らが眠っている間に、結局その夜も関係を持ってしまったのです。もし気付かれていたらどうしようという思いと、抑えきれない気持ちが入り混じり、心臓はずっとバクバクしていました。
そのまま泊まることになり、翌朝、友だち2人が何食わぬ顔をしていたので「本当に知らないのかな?」と思いつつも、今となってはきっとバレていたんだろうなと思います。
軽率だったと反省
今私は母になり、当時の自分を振り返ると、かなり危ないことをしていたと痛感します。
あのころ、Aの家に行くたびに、避妊もしないまま流されるような行動を取っていたのは、本当に軽率でした。娘には、自分の身は自分で守らないといけないことを教えていきたいと思います。
まとめ
そのAは今、私の友だちの夫になっています。あのときの出来事は若さゆえだったと思えるようになった一方で、過去の自分の言動を思い出すと、やはりどこか落ち着かない気持ちになることもあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小森ちずか/30代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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