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「結婚の条件」がエグかった!義父母との価値観の違いで苦しめられた私の人生【体験談】

結婚が決まったとき、まず提示された条件は「最初からの同居」「台所や冷蔵庫など新たな設備の設置は不可」というものでした。さらに、夫は再婚で前妻との間に男の子がいることや、私との年齢差が6歳あることから、私の両親の賛成をなかなか得られず、とても困りました。

義父母との慣れない生活にイライラ

私は高校卒業後、公務員として就職し、結婚後も仕事を続けました。ところが、朝は自分の支度と朝食の準備に追われるうえ、義父は朝風呂が大好きで、ほぼ毎日入浴していたのです。問題は、お風呂の出口に洗面所が隣接していることでした。夫や義母、義弟は血縁なので、はだかでも気にせず洗面所を使えますが、私は遠慮せざるを得ず、忙しい朝に何度もイライラしたのを覚えています。

 

長女を出産したとき、実母はとても喜んでくれて、難産だったため私と子どものことを心配してくれました。一方で義母は「次は男の子だね」と言うばかりで労いの言葉はなく、次女のときもまったく同じように言われ、正直あきれてしまいました。

 

残業なんて遊んでいるだけでは?

その後、忙しい部署に異動になり、残業して帰ることが増えましたが、義父母には「公務員に残業なんてないだろう。遊んでいるんじゃないのか」と口をそろえて言われました。義父母の長男は市役所勤務、次男は警察官で、同じ公務員なのに残業を経験したことがなかったのかと、不思議に思ったほどです。

 

さらに、義父母は家具や畳、障子の傷み、窓ガラスの汚れにも非常に神経質でした。昔、男の子3人を育てた際も絶対に傷つけさせなかったらしく、夫の友人たちからは「親が怖くて家に遊びに行けなかった」という話まで聞きました。私自身は、実家で弟と障子を破ってばかりだった記憶があるので、そのギャップには驚かされました。義父母と同居しながら子ども2人を育てることは、神経を使う大変な毎日で、正直疲れたことも多かったです。

 

 

子どもの育児方針でも衝突

子どもたちは2人とも、0歳から保育園に預けました。私の勤務時間の都合で送迎が難しかったため、合計で8年ほど夫が頑張ってくれて、本当に助かりました。ただ、夫と子どもたちが家に着くころ、私はまだ仕事中か帰宅途中ということも多く、帰宅後に夕食を作っても、子どもがあまり食べてくれませんでした。

 

理由を探ると、義父母がくだものやお菓子を先に与えていたのです。私は「栄養のためにもやめてください」とお願いしましたが、「おなかがすいているのにあげて何が悪い! おなかさえ満たせば何でもいいと思って育ててきたんだ」と怒鳴られてしまい、どうしたらよいか本当に困りました。保育園のママ友(栄養士)から「食事前のくだものは果糖で満腹感を得やすいから控えたほうがいい」と聞いていたので、それを夫に伝え、夫も賛成してくれたことがせめてもの救いでした。

 

まとめ

こうしたいろいろな出来事がありましたが、今振り返ると、最初から条件付けられた同居や義父母との価値観の違いによって、結婚当初はかなり苦労したと感じます。それでも、夫が協力してくれたことや、仕事を辞めずに続けられたことが、私の支えになりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:白田久美/60代女性・主婦。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

 

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