年末年始は人混みに出かける機会が増えますよね。そうなると心配なのが「迷子」です。今回は、子どもを迷子にしないために気を付けたいことを紹介します。
先輩ママたちの迷子体験談
まずは、先輩ママに教えてもらった迷子の体験談をご紹介しましょう。
1)商店街で買い物中に4歳の息子が迷子に!後ろからついてきていたはずなのに、振り返ったら姿がありませんでした。いつも行っている場所でもちゃんと一緒に歩かなきゃと反省しました。
2)ショッピングセンターで、下の子をベビーカーに乗せて歩いていたら、上の子が突然走り出してしまい、あわてて追いかけましたが見失ってしまいました。
3)家族で動物園へ出かけたとき、息子がおばあちゃんと遊んでいる間に私はトイレへ。だけど、戻ってきたら息子の姿がありません。おばあちゃんは「あなたとトイレに行ったのかと思った」と……。きちんと「トイレに行くから息子を見てて」と伝えなくちゃダメですね。
ケース1:子どもから目を離してしまう
迷子になるケースはいくつかありますが、もっとも多いのは「親が子どもから目を離してしまう」ではないでしょうか。買い物に気をとられていたら子どもを見失ってしまったり、自分の後ろをついてきていると思ったらいなくなっていたり。大型商業施設などで子どもをひとりでトイレに行かせて、戻ってこれず迷子になってしまったケースもあります。
年末年始はどこへ行っても混み合います。いつも行き慣れている場所であっても迷子になることがあるので、いつもより注意して子どもを見ていましょう。
ケース2:子どもがひとりで先へ行ってしまう
次に、よくあるのが子どもが自分から親のそばを離れてしまうことです。子どもは、おもちゃやお菓子など興味のある対象を見つけると、衝動的にそちらへ走り出してしまうことがあります。そういうときは「待ちなさい」と声をかけても聞かないもの。しかも、人ごみをうまくすり抜けて走るため、追いつけないこともあります。
そうならないためには「しっかりと手をつなぐ」ことが大事です。でも、ベビーカーなどを押していて手をつなげないことも。好奇心が旺盛で迷子になりやすいタイプの子どもなら、迷子ひもがついたリュックなどを利用してもいいと思います。迷子ひもには否定的な意見もありますが、子どもの安全には変えられません。
ケース3:誰かが見てくれているだろう
一方で、大人数での外出でも迷子になるケースが多いのを知っていますか?たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんと出かけた場合、大人の数が多いのだから迷子になりにくいと考えがちですが、ここが落とし穴。みんなが「誰かが見てくれているだろう」と油断してしまい、逆に子どもに目が届きにくくなるのです。
迷子になりやすい場所では、誰が子どものめんどうを見るのかを明確にし、「ちゃんとパパと手をつないでね」「買い物してくるからおばあちゃんと一緒にいてね」など、言葉で確認することが大事ですね。
年末年始は、実家に帰省する人も多いと思います。駅や空港なども大混雑が予想されるので、子どもが迷子にならないように注意しながらお出かけを楽しみたいですね。