実家からどんどん物が送られてストレスの日々
孫を溺愛している義父と義母は、孫に気に入られようとするあまり、いろいろな物を子どもたちに買って、プレゼントしてきます。祖父母の心づかいに不満はないのですが、どんどんおもちゃが増えていき、子どもたちの物を大切にするという気持ちが薄れている気がしてなりません。
また、子どもたちも「おじいちゃんは何でも買ってくれる」といった印象を持っており、「このままでいいのかな……?」と不安に感じています。最近では、「趣味に合わない洋服や靴」「使わない子ども用品」もどんどん渡してくるようになりました。
先日も、義母が突然「これ、Aちゃんにぴったりだと思うの。数十年も、ずっと押し入れの中で保管していたのよ」と、子ども用のセーターをくれたのですが、その品物は黄ばみがひどく、デザインも古臭い。汚れが気になり洗濯しましたがカビくさいようなにおいが取れず、とても子どもに着させられるような服ではありません。正直、さまざまなプレゼントをありがた迷惑に感じるようになりました。
荷物を開けたら巨大なアレ!思わず「ギャー!」
そんなある日、義父から「昨日、メロンを送ったから。子どもたちと一緒に開けてほしい」と電話があり、すぐに宅配便が届きました。宅配便の宛名は、私や夫ではなく、息子の名前。私は義父に言われたとおり、子どもたちと一緒に届いた段ボールを開封することに。
大きな段ボールに「メロン」と書いてあったので、なんの疑いもなく開封すると……中には、メロンよりも大きな「黒い虫のようなシルエット」が見えたのです。私は思わず声を挙げて、子どもたちも「ギャー」とその場から逃げていきました。
恐る恐る中を再び確認すると、なんとメロンの上には全長50cmほどの特大カブトムシフィギュアが乗っていたのです。
間もなく義父から電話がかかってきて、「Tくん、カブトムシが好きだったろう! 特大サイズを喜んでくれた?」と子どもたちの反応をうかがってきました。息子はおもちゃだとわかってから大喜びでしたが、虫嫌いの私にとってはトラウマになるような出来事でした。お茶目な一面と言えるのかもしれませんが、それからは義父や義母から宅配便が届くたびに、ビクビクしてしまいます。
「ありがたく思え」と私を責める夫
とても広いとは言えないわが家の中に、どんどん増えていく子どものおもちゃ。いくら処分しても物が減らず、どうしたらいいのか困り果てていました。また、片付けが苦手な夫は、送られてきたものを整理しようとはしません。悩んだ私は、「正直、お父さんやお母さんからいただくものが多くて困ってる……」と夫に相談しました。
すると夫は「せっかく買ってくれたんだから、ありがたく思うのが普通でしょ」と言われ、「お前の性格が悪いんじゃないの?」「俺からは絶対に注意はできない」とピシャリ。自分の親を悪く言われたように感じた夫は機嫌を損ねてしまい、まったく聞く耳を持ってくれませんでした。自分の両親に何も言えない夫にイライラ……。改めて義実家や夫との価値観の違いを感じざるを得ませんでした。
まとめ
まだ言い方に悩んではいますが、「物をいただけるのはうれしいことですが、物を大切にすることを教えたいので、あまり頻繁におもちゃを買い与えないでほしい」と、私なりの言葉で伝えようと考えています。また、友人からのアドバイスがあり、不要と感じたものはフリマサイトやリサイクルショップでどんどん売ってしまおうと割り切っています。
夫の言う通り、義実家の好意をありがたいと受け取れない私が悪いのかなと、モヤモヤといら立ちを感じる毎日です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小林 奏/30代・主婦。コーヒーが大好き。2019年生まれの女の子、2022年生まれの男の子、年上の夫との4人家族。休日は家族でさまざまなイベントにお出かけしている。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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