来年度の保育園の入園申し込みも終わり、あとは一次選考の結果が出るのを待つばかりですね。希望の園に入れたらいいですが、すべて不承諾になってしまったら……どうすればいいのでしょうか?
二次募集の情報をチェック
ほとんどの自治体では「二次募集」があります。これは一次募集で定員に達しなかった場合や、一次募集の内定辞退が出た場合などにおこなうもの。 基本的には一次募集で不承諾となったら自動的に対象となるため、新たに書類などを提出する必要はありません。
ただ、最初の申し込みで書いた保育園に空きが出なければ、そもそも二次選考の対象にもなりません。希望の保育園は一次選考の時点と変更することもできるので、募集枠が多い園を第一希望にしたほうが確率も上がるはず。二次募集のある園は自治体のホームページなどで公開されるので、希望者は自治体に問い合わせてみましょう。
認可外保育園に問い合わせ
認可保育園に申し込む人のなかには、それまで認可外保育園に通っていた人も多いものです。一次募集の結果が出たら新年度から転園することを報告するので、タイミングがよければ認可外保育園に滑り込めることも。ただ、夏ごろからキャンセル待ちをしている人もいるので、一次募集の結果が出る前から動き始めてもいいと思います。
職場には状況をこまめに報告
保育園の申し込みをしているにもかかわらず入園ができず、職場復帰ができない場合などは育休を延長できます。これまでは育児・介護休業法によって最長で1年半と定められていましたが、2017年10月からは最長2年まで育休取得が延長が可能になりました。
保育園の一次選考に落ちたら、まずは職場の上司や人事担当者に連絡を。「保育園には入れないかもしれない」という状況を説明し、育休の延長手続きについて確認しておくと安心です。
一次選考の結果がわかるまでは落ち着かない日々が続きますね。もしも不承諾通知が届いてしまった場合は、すぐに動き出せるよう今から心構えをしておきましょう。