抱っこひもとひと口に言っても、横抱き型・縦抱き型・スリング型……と、さまざまな種類があります。そのため、「結局、どのタイプが長く使えて便利なの?」とお悩みのママも多いのではないでしょうか。わが家の場合は、スリングと縦抱き型を月齢に合わせて使い分けていました。実際に使ってみた感想をご紹介します。
首がすわるまでは「スリングタイプ」
しじら織が美しく、ほとんどひとめぼれで購入したのは、スリングタイプの抱っこひも「スリングキャリーネクスト」(ラッキー工業)。特長は、セーフティベッドがついていることです。ベッドに寝かせることで首と股関節が固定され、不自然な形で抑え込むことがなく、赤ちゃんの体への負担が少ないのだそう。
わが子の首がすわるまでは、このスリングで抱っこして移動したり寝かしつけをしたりしていました。携帯してもち歩くには布がかさばるので、体がしっかりしてからはあまり出番がありませんでした。
首すわりから4歳くらいまでは「多機能型タイプ」
最も長く使ったのは、エルゴベビーの「ベビーキャリア」です。肩にかかるベルトも腰に回すベルトも太くて安心感があり、重さが分散されるので体が疲れにくかったのが一番気に入っていた点です。首すわりから4歳まで長く使用できるのが特長。
使い始めたころは「4歳までは使わないだろう」と思っていたのですが、子どもは疲れるとすぐ抱っこと言うので、4歳手前くらいまで出掛けるときはいつも持ち歩きました。
寝かしつけ用には、「Cカーブ」を保つ布製スリング
こちらは友人がヘビーユーズしている「キャリーミ―プラス」(ベッタ)。赤ちゃんの体を丸く包み込み、C型の体勢にしてくれて寝かしつけに大活躍しています。
肩ひもの長さをファスナーで調節できるので、パパと抱っこを交代するときも簡単に長さが変えられてストレスフリー。家で洗濯できるので、汚れても気にならず気軽に使えると言っていました。ママの体にぴったり寄り添う抱っこの仕方になるので、赤ちゃんもママも安心できるそうです。
わが家が一番長く使ったのはエルゴベビーの「ベビーキャリア」。厚みがありかさばるのですが、それよりも使いやすさ優先でした。使わないときは腰ベルトだけ装着して体に下げておけるので、そんなに邪魔になった記憶もありません。