予想外の生理にも落ち着いて対応
ある年末年始に義実家へ帰省したときのことです。
私はお皿を洗いながら、下半身に違和感を覚えました。「え? もしかして生理がもう始まった? 予定日よりだいぶ早いけど……」と不安に。洗い物を終えてトイレに急ぐと、なんと経血で下着が汚れていました。生理が始まってしまったようです。
幸いにも洋服までは汚れておらず、私はひと安心。こんなこともあろうかとナプキンを1袋持ってきていたので、「急に生理が始まってびっくりしたけど、ナプキンを大量に持ってきておいてよかった」と思いました。
義母「この家にはね…」
その後、義母が温かいお茶を用意してくれ、2人でまったりタイムに。義母が入れてくれたお茶があまりにもおいしく、生理の痛みや気だるさを取り除いてくれるように感じました。
思わず私は「実は生理が突然始まってしまって……。びっくりしたのですけど、このお茶がとてもおいしくて癒されます」と正直に今の状況を義母に話してしまいました。
それに対して「そうだったんだね」と驚いた反応の義母。そして「私は50歳になる前に閉経してしまったので、この家に生理ナプキンはないのよ。ちゃんと持ってきている?」とやさしく声をかけてくれました。「念のためでちゃんと持ってきていました。お気づかいありがとうございます」と言うと、義母も安心してくれたようでした。
「念のため」でナプキンを用意しておいてよかったと思いましたし、その後、義母とは生理の話題で盛り上がりました。義母からは閉経後の体の変化の話も聞くことができ、学びになったと感じています。義実家というあまり慣れない場所で突然生理が始まってしまったのは焦りましたが、義母と生理について話ができたのはとてもよかったです。
著者:都 うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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