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口下手な父と話すようになったきっかけは「孫」の誕生でした【体験談】

子どもが生まれるまであまり自分の父親と話すことがなかったママが、出産を機に父親と話をするようになった体験談です。父親が子どもにとって「良いおじいちゃん」になるまでの経緯を紹介しています。

孫をあやすおじいさん

 

私はあまり父と話すことがありませんでした。そんな父とよく話すようになったきっかけが、孫ができたことでした。今では父と仲良く話すようになり、父は私の子どもたちにとって良いおじいちゃんになりました。そんな、父と私の関係に変化が起きた体験談です。

 

あまり父と話さなかった過去

私の父は割と無口なほうで、結婚する前はあまり話すことがありませんでした。父も私にはあまり自分から話しかけてくることがなかったので、その関係はこれからもずっと私が妊娠したとしても、孫ができてからも同じように続いていくのかな、と思っていました。

 

しかし、のちに父とよく話すようになってから聞いてみたら、父が私に話しかけてこなかった理由は「私に嫌われたくなかったから」だそうで、口下手な父は娘に自分からうまく話しかけられなかっただけでした。

 

本当は私と話したかった父

初めて妊娠したときも、やはり最初はあまり話すことはありませんでした。エコーの写真を見せてもよく見えないようで、特に会話は続かず……。

 

しかし、赤ちゃんが生まれて実家に帰ったときに父が「首がすわっていなくて怖い」といいつつも、赤ちゃんを抱っこして幸せそうに微笑んでいました。それを見て以来、実家に帰ってさり気なく父に自分から話しかけるようになったのですが、父に「昔と変わったよね」と言ったところ、本当は以前から話をしたかったのだ、と言われました。

 

孫とよく遊ぶおじいちゃんに

1人目を出産してから早4年。私はあまり父と遊んだ記憶がありませんが、今では実家に孫が遊びに来てくれることがうれしいようで、孫たちとよく遊ぶおじいちゃんになりました。

 

一緒に遊んだあと、「今日は何をして遊んだ」「また一緒に遊びたいから連れてきてくれ」「いつでも泊まりに来てほしい」「最近は孫がいろいろなことをできるようになった」など、たくさん私に話してくれるようになりました。こんなによく話す父を私は見たことがなかったので驚く反面、微笑ましいなと思っています。

 

 

父は孫ができたことによってすっかり良いおじいちゃんになりました。私も子どもたちに父と話す機会を作ってもらい、今ではとても仲良くなれました。実家に帰って父と話すのも楽しみの1つになり、いい関係を築くきっかけを子どもたちが作ってくれたことに本当に感謝しています。


著者:永田真結

4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。

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