妊娠30週を過ぎたころから、寝ている間にこむら返りに襲われるようになりました。痛くてたまらないし、足がつることでおなかに力が入って張ってしまうので、なんとか防ぎたくて毎日奮闘しました。今回はあらゆる対策をとったことでこむら返りになりにくくなった話をお伝えします。
初めてのこむら返り
私はそれまでこむら返りを体験したことがありませんでした。ある晩、右足のふくらはぎがキューッとなったかと思うと激痛が襲ってきたので、びっくりして隣で寝ていたパパに助けを求めました。パパはすぐにこむら返りだとわかり、私の足指を上下に曲げながらマッサージしてくれました。
そのマッサージのおかげか、しばらくすると足の痛みはなくなりました。しかし、おなかにも力が入ったのかおなかが張ってしまい、しばらく動くことができませんでした。
原因は何? 対策してもこむら返りに…
妊婦は体重増加のため、運動不足や水分不足でこむら返りになりやすいと義母から聞き、対策をとることに。まず運動不足にならないように日中に散歩をしたり、ふくらはぎを伸ばす運動をしたり、水分をこまめにとるようにしました。
少しでも原因になりそうなことには気をつけて対策をしていたのですが、毎晩といっていいほどこむら返りに襲われました。あるときは、足に少し力が入っただけでもキューッと痛くなるほどでした。
「こむら返りがきたら、足の力を抜いて、手で足先を上に曲げたら痛みが和らぐ」とパパに教わりました。しかし、おなかが大きくて足に手が届かず、対処しようとするとおなかも張ってしまうので、自分ではどうすることもできず…⋯。結局こむら返りになるたびにパパを起こし、足をマッサージしてもらっていました。
毎晩寝る前にふくらはぎをマッサージ!
そこで私は、毎晩お風呂からあがったら、ふくらはぎのマッサージをすることにしました。私はアロマが好きなので、妊婦でも大丈夫なアロマオイルを使用することに。しかし、初めてマッサージをした晩も変わらずこむら返りになってしまいました。
マッサージをしても予防できませんでしたが、アロマオイルでマッサージをするとリラックスできるし、ふくらはぎがほぐれて気持ちがいいので続けてみることにしました。
妊娠後半頃から出産間際までしばらくの間こむら返りに悩まされましたが、運動不足や水分不足にならないように気をつけたり、ふくらはぎや足首のマッサージをすることでこむら返りが起こる頻度が少なくなりました。少しは効果があったのかな、と思います。
著者:住川愛
小6の息子と0歳の娘の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。