仕事納めに立て続く忘年会などで、慌ただしく過ぎていく師走のことでした。わが家のパパがノロウイルスに感染! 見ていられないほどつらそうな姿にかわいそう…と思いつつ、「このウイルスから2人の子どもたちを守らねば!」と奮い立った私。 1歳10カ月の息子と生後5カ月の娘をノロウイルスから守り抜いた方法と、役に立ったアイテムをいくつかご紹介します。
パパがノロウイルスに感染!
週末の忘年会から帰宅したパパが、明け方に突然、胃をひっくり返したような激しい嘔吐と下痢の症状を繰り返していました。「ママ、もしかしたら食中毒かも」 というパパの言葉。すぐに受診してもらい、ノロウイルス感染の診断を受けたのです。
「とにかく除菌に消毒だ!」と私はドラッグストアへ駆け込み、“ノロ”と記載のあるものを片っ端から買い込みました。
除菌スプレー「ノロパンチ」をトイレに常備!
病院から帰宅したパパは、医者から「ウイルスは数週間から1カ月は便に排出されるから2次感染には気をつけるように」と言われたそう。私は早速買ってきた「ノロパンチ」という除菌スプレーをトイレに置き、使用後は便器と便座、ドアノブに吹きかけるようパパに口うるさく指示。
さっと吹きかけて拭き取り不要の「ノロパンチ」は使い方も簡単なため、忙しい中で苦しい思いをしているパパにとってとても重宝しました。
徹底的に分けて洗濯!
「手洗い後のタオルや、使用済みのパンツにはもしかするとウイルスが!?」と疑っていた私は、パパのタオルとパンツを徹底的に分けて洗濯しました。
使ったタオルを分けるのは容易でしたが、さらにパパが使うタオルに記名をしました。あらかじめ限定しておいたことで、より確実性が増した気がします。
念には念を!パパは紙皿と紙コップを使用
ここまで徹底的にウイルス対策をしていると、なんだかパパがかわいそうに見えましたが、「子どもたちを守らねば!」という強い意志で頑張りました。 念には念をとばかりに、パパの食器を紙皿・紙コップ・割り箸・プラスチックスプーンへと変更。そして、 使用したら捨てる、決して共用しないことを徹底しました。
ノロウイルスに感染してしまったパパはかわいそうでしたが、子どもたちへの感染を防ぐことができました。「私の対策は少し厳しかったかな?」と思いましたが、結果的に子どもたちへ感染しなかったことでパパもほっとしたと言ってくれました。
著者:松本のあ
1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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