些細なことで不機嫌になる父親
私の父親は不機嫌になることが多い人でした。たとえば、家族みんなで大きなショッピングモールに車で買い物に行ったときのこと。休日でお客さんがいっぱいだったこともあり、駐車に時間がかかってしまいました。
何とか駐車することができ買い物を始めましたが、父はずっと不機嫌。最後までそれは続き、帰る際も「車をどこに停めたかわからないじゃないか!」と些細なことにイラだっていました。
そのような父だったため、私の中では「男の人=よく怒る」というイメージがついており、知らず知らずのうちに男性が苦手になっていたのです。
私の失敗もカバーしてくれる夫
しかし、夫は違いました。不機嫌になることはほとんどなく、想定外の出来事にも落ち着いて対処します。また、私の失敗や間違いにも怒ることなく「あらら〜」とやさしい笑顔でカバーしてくれるのです。
夫のやさしさに私は何度も救われ、徐々に男性への苦手意識も消えていきました。夫のことは異性として好きというだけでなく、人間としても尊敬しています。
子どもが生まれてからは、父のイライラする気持ちも少しはわかるようになりました。ただ、私は子どもや夫には自分の不機嫌をぶつけないよう意識し、これからも平和な家族でいたいです。
著者:都うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!