「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんの爪切りに関するご質問です。
Q. 赤ちゃんを深爪にしてしまいました
もうすぐ生後2カ月になる息子の爪について相談させてください。1週間に一度程度、手の爪を切っているのですが、1週間前に左手中指の爪の角を深爪してしまい、その部分が腫れてしまいました。最近指しゃぶりが多いので化膿しないか心配です。小児科等に連れていくべきでしょうか?
また白い部分を少し残すように切っているのですが、爪の中に垢のような汚れがすぐたまってしまうのは、爪を切る頻度が少なすぎるからなのでしょうか?
高塚あき子助産師からの回答
お子さんの場合、指しゃぶりをしたりさまざまなものに手を伸ばしますね。指先は不潔にもなりやすく、また、いろいろな刺激からばい菌が入りやすくもなります。腫れてしまっているということですので、一度、小児科でご相談いただいた方が安心かと思います。
また、爪を切る頻度ですが、特に決まりがあるわけではありません。お子さんの場合には、伸びるのも早いですので3日おきくらいに切っていらっしゃる方が多いように思いますよ。
※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください
赤ちゃんの爪切りをするときのコツと注意点
赤ちゃんの爪を切るときは寝ているときが良いです。赤ちゃんが起きているときの爪切りは、赤ちゃんが手を動かしてしまうので、赤ちゃんの指などをハサミで切ったり、深爪にしてしまう可能性があるためです。
首がすわってからの爪切りは、後ろから抱きかかえるようにして、あやしながら切るのが良いと思います。足の爪は、赤ちゃんと向かい合った状態で、カットしていきます。もし、切っている途中に頻繁に手を動かしてしまい目覚めそうになったら、無理せずに次の機会にしても良いと思います。
赤ちゃんの爪を切るときには、指先の形に沿って細かく何回かに分けて切っていきましょう。爪が小さいため、1回で切ることは難しいです。また、爪の両端の角は落としすぎないように注意してください。角を落としすぎると、巻き爪になる可能性もあります。
角をまったく落とさないようにカットすると、爪の角で肌を切ってしまうので、爪の形に沿って程よく角を落とすことがポイントです。
赤ちゃんの爪はとても薄いため、簡単に皮膚を傷つけてしまいます。赤ちゃんが顔や頭を無意識に触ることで、爪によって傷だらけになるということもあるでしょう。
ママの肌を傷つけてしまうこともあるので、こまめにケアをしてあげることが大切です。
※参考:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんの爪切りはいつからできる?爪切りのコツと注意点について」【監修者:看護師・保健師・予防医学指導士 和田路子】
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