子どもの付き添い入院で本当に役立った持ち物(私のガチ持ち込み)
親用
・マスク・ヘアゴム
・スリッパ(脱ぎ履きしやすいので入院期間中常に履いていた。捨ててもいい古いものを持参して帰る日に捨てて帰った)
・スマホ・充電器・ノートパソコン(仕事の合間に使用)
・ブランケット(親の寝具がないため)
・タンブラー(インスタントのお茶やコーヒーを楽しめる)
・タビトラ(旅行用収納バッグ・整理整頓もできて便利だった)
・ラフな服・下着(パジャマではなく、一日中ラフな服)
・カーディガンなど薄手の羽織りもの(空調はきいているけど少し肌寒いときもあった)
・タオル数枚
・常備薬
子ども用
・マスク・ヘアゴム
・スリッパ
・タブレット(時間つぶしの神アイテム)
・色鉛筆・折り紙・絵本・ぬいぐるみ(遊ぶものはたくさんあってもいい)
・パジャマ・下着(洗い替えがたくさん必要)
・薄手の上着(ちょっと半袖では寒いというときがあった)
・バスタオル(枕はあるけど高すぎるので枕代わりにした)
・小さいプラスチックの皿(薬をチョコレートアイスに混ぜて食べるのに使用した)
その他便利グッズ
・小型ランタン(夜中の小照明、消灯が9時で全部消えるので小さな明かりがあったら便利だった)
・折りたたみハンガー(洗濯機と乾燥機は有料で使えるけど、乾燥機で乾ききらなかった服を干すのに便利だった)
・ラップ(ご飯の時間に子どもが起きなくて仕方ないときにおにぎり作りで使用。衛生面は注意)
・イヤホン&音楽アプリ(メンタル維持に必須)
・ドライヤー(病院の備え付けもあるけど風が弱いので時間内に乾かない)
・爪切り(長期間入院になると必要。病院で借りている人もいた)
必要だけどコンビニにも売っているもの
・シャンプー・トリートメント
・洗顔・スキンケアセット
・歯ブラシセット
・ティッシュ
・食器用洗剤・スポンジ・洗濯用洗剤
・食べ物(レトルト・カップ麺・お菓子など)
子どもの付き添い入院でいらなかった持ち物
・気分を上げるためのスカート(おしゃれする余裕ゼロ。毎日ラフな服のみ)
・アルミホイル(ラップがあれば十分だった)
かなり最低限しか持っていっていなかったので、いらないものはあまりなかったです。
必要な持ち物と合わせて知りたい「子どもの付き添い入院で困ったこと」
・駐車料金15,650円:突然の入院で車を置きっぱなしに…予想外の出費。
・耳かき:売店でずっと欠品でした。
・特定のキャラのお菓子:子どもが欲しがって困った。
子どもの付き添い入院で必要な持ち物まとめ
【◎】 絶対必要
充電器・ブランケット・タンブラー・ラフな服・タブレット
【◯】 あると快適
ノートPC・スリッパ・タビトラ(収納アイテム)・折りたたみハンガー・イヤホン
【×】いらなかったもの
おしゃれ服
我が家の場合、今回の入院中に4回ほど部屋移動があったので荷物は必要最低限が動きやすいと感じました。
ルールや必要な持ち物など想像以上にハードな「子どもの付き添い入院」
私の娘(4歳)は、首のリンパの炎症から首が動かなくなり入院。
最初は「1週間程度の治療」と言われていたのに、検査のたびに「まだ痛みが残っている」と言われて、結局17日間の付き添い入院になりました。
未就学児だったため完全付き添いが必要。
交代は可能でしたが、1日1回しかできないルールのため、短時間の交代も不可。
その結果、私は17日間ほぼ1人で付き添うことに。
親の寝泊まり場所はわずかなスペースのみ
寝泊まりは…ベッドの脇においているスツールの上か、子どものベッドの足元のわずかなスペースのみ。
私はベッドの端で小さく丸まって寝ていました。
カーテンで仕切られてはいるものの、常に人の声や音が溢れる4人部屋に疲れ14日目に限界が来て、有料個室に移動。
個室ではソファーがあったので、最後はやっと足を伸ばして寝られるように。
ただ、それでもだいぶきつかったです……。
上の子を預けての付き添い生活。家族の支えと成長にも気づけた
私はシングルマザーで、実家が近くにあるため、入院中は上の子(小2)を実家に預けて過ごしました。
ちょうどその期間中、上の子のピアノの発表会があり、私は見に行けず…。
悔しさもありましたが、それでも娘は母不在の中でステージに立ち、しっかりやり遂げてくれたことに大きな成長を感じました。
一方で、自分が家に戻れないことで、必要なものを持ってきてもらうたびに「〇〇は引き出しの中の何段目」「△△はあの箱の中」と細かく指示する必要があり、普段から家の中をわかりやすく整えておく大切さも痛感しました。
食事・寝具・シャワー事情は「完全セルフ」
親の分の寝具・食事提供はゼロ。
食事は病棟下のコンビニで購入しましたが、1日1回しか外出できないルール。
写真は子どもの食事。小食の娘には多すぎる量でした。
なので、看護師さんに「もったいないから、残るならお母さんが食べて大丈夫」と言われたので、かなり私も温かいご飯を食べられました。
たくさん食べる子の親は毎食カップラーメンなどを食べていたようです。
献立がいろいろあるので、子どもが食べれないメニューの日は、コンビニで子どもが食べられそうなものを見繕って購入するなどで工夫もしました。
シャワーは小児病棟20分、感染病棟は15分制限。シャンプー・タオルなどすべて持参です。
このあたりは、病院によってもルールは違います。
最初に説明をしっかり聞いて対応してください。
終わりが見えない入院生活に、親子で心が折れかけた
途中、娘に薬疹が出て感染病棟へ移動。
ここはセキュリティが厳しく、「他の感染症をもらうかも」という不安が常につきまとい、精神的にもきつかったです。
病室は小児病棟と同じ4人部屋で、こちらでも夜は赤ちゃんや幼児の泣き声が絶えず、私は眠れない夜を何度も過ごしました。
娘はベッド上のみの生活だったので、タブレット・折り紙・絵本が命綱。
周囲の子どもが次々退院していく中、「私も帰りたい」とぽつり。胸が痛かったです。
私も病んではいけないと思い、毎日栄養ドリンクやクエン酸ドリンクを飲んでいました……。
付き添い入院はサバイバル。でも気づきもあった
付き添い入院は、ただ病室にいるだけじゃありません。
家に残してきた家族、仕事、生活…すべてを抱えながらのサバイバル。
でも、家族の支えや、子どもの成長、日々の工夫の大切さに気づく時間でもありました。
そして準備次第で、その時間を少しでもラクに変えることもできます。
これから付き添い入院を控えている方に、この記事が少しでも力になれば嬉しいです。