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「私たちに何か用でしょうか?」ピタッと背後についてくる見知らぬ高齢女性に声をかけた結果…警察に通報する事態に!

息子2人と休日に美容室を予約していました。予約時間までまだ少し時間があったので、街をブラブラすることに。すると、長男がフラフラ歩いていたので、「危ないでしょ」と注意しながらも、私は少しイライラしていました。そのとき、ふと気づいたのです。私の真後ろに、高齢女性がピタッとくっつくように歩いていることに。あまりの近さに戸惑いながらも、まさかこの後、警察沙汰になるとは、このときは想像もしていませんでした――。

 

私たちのすぐ後ろをピタッとくっついて歩く高齢女性

その高齢の女性が、すぐ後ろにピタッとついてきているのに改めて気づきました。

 

「たまたま同じ道なのだろうか。それとも距離感がわかりにくい人なのか……」

 

気になりながらもそのまま歩くこと数十メートル。私たちが立ち止まると女性もピタリと足を止めるのです。やっぱりおかしい!と思い、思い切って「何か私たちに用ですか?」と声をかけました。

 

 

すると「あなたこそ私に何か用ですか?」と高齢女性は言い返してきました。

 

私は頭が混乱して、「いえ、呼んでません」と言うと「あ、そう?」と言って、その場を離れました。

 

子どもたちが「なんだったのかな……」「なんだか怖い」と話をしていたら、「やっぱり呼んだじゃない!」と高齢女性が戻ってきました。息子たちはますます怖くなってしまい、泣き出してしまいました。

 

「いえ、本当に呼んでませんから」と言ってもなかなか立ち去らず、やっと離れたかと思えばまた戻ってきて、「この経験を忘れないことね」と言い残して去って行きました。

 

結局、様子を見ていた若いカップルの方が声をかけてくれて、近くのお店に女性を避難させてくださいました。お店の方も快く対応してくださり、女性に声をかけてくれましたが、状況が改善しなかったため、最終的には警察に通報してくれました。

 

 

到着した警察の方に対して、高齢の女性は大声をあげ、その場に座り込んでしまいました。警察の方いわく、「本当にご本人は、あなたが話しかけたと思い込んでいるようです」とのことでした。

 

その間、息子たちは不安と恐怖で泣き出してしまい、私もどう対応すればよかったのかと戸惑っていました。

 

でも、あのときカップルの方たちやお店の方が行動してくれたおかげで、女性は保護され、きっと必要な支援につながったのだと思います。子どもたちを落ち着かせるのに精一杯で、自分では何もできなかったことが少し悔やまれましたが、私の中に「次は私が動こう」という気持ちが生まれました。今後また、あのときのような状況に出会ったら、子どもを守ることを前提にしながらも、小さな勇気を出して行動できる大人でありたいと思います。

 

 

著者:田山 小春/30代女性/3歳、7歳の男の子2人の母。パート保育士。趣味はハンドメイド。ho

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

※AI生成画像を使用しています

 

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