ベビーカレンダーは2018年12月生まれのお子さん13,225人を対象に、「12月生まれ ベビーの名づけトレンド」に関する調査をおこないました。今回は、12月生まれの女の子6,549人の名づけランキングを発表します!
名前ランキングTOP10
冬を連想させる「凜」「凛」が一緒にランクイン!
12月生まれの女の子に人気の名前ランキングは、1位「結菜」、2位「陽葵」、3位「凜」という結果でした。
「凜」は「2018年赤ちゃんの名前ランキング」では11位でしたが、12月にはTOP3入りを果たしました。意味は「冷たい氷に触れたように心身ともに引き締まる感じ」「りりしい」「きりっとしている」などがあり、冬にぴったりの名前です。
「凜」という漢字は旧字体で、同じ意味を持つ新字体の「凛」も4位にランクイン。「2018年赤ちゃんの名前ランキング」では「凛」が2位、「凜」は11位と差がありましたが、12月は僅差で人気が逆転する結果となりました。「凜」の冬らしいイメージに加え、12月に開催された「全日本フィギュアスケート選手権2018」で女子フィギュアスケートの本田真凜選手のメディア露出が増えたことも、人気を後押しした理由かもしれません。
また、2017年は圏外(101位以下)、2018年37位だった「柚希」が11位と急上昇。秋冬を連想させる漢字「柚」を用いた名前が12月は特に人気で、ほかにも17位「柚月」、26位「柚葉」と、TOP30以内に3種類の“柚ネーム”がランクインしました。
「柚」を用いた名前も当てはまりますが、2018年のトレンドともいえる、自然や植物を表す名前“自然派ネーム”が引き続き人気を集め、12月は「結菜」「陽葵」がワンツーフィニッシュ。「葵」「楓」「莉子」も含め、TOP10の5割が“自然派ネーム”という結果になりました。
漢字ランキングTOP10
女の子に人気の漢字「愛」が4年ぶりに首位奪還!
女の子の名前に使用された漢字ランキングは、1位「愛」、2位「奈」、3位「菜」という結果でした。「愛」は2014年に首位となって以来、2〜6位をアップダウンしていましたが、12月には4年ぶりに1位に返り咲きました。
「愛」の漢字を用いた名前で人気だったのは、1位「愛菜(あいな/まな)」、2位「愛梨(あいり/あいな)」「愛莉(あいり)」、3位「愛(あい/まな)」でした。名前の「愛」に関しては、主なよみは「あい」「まな」ですが、ほかにも「らら」「いと」といったよみもありました。
また、冬を連想させる漢字「柚」は、2017年40位、2018年34位でしたが、今回は17位に上昇。さらに「雪」を使った名前も、10月・11月はそれぞれ1人だったのに対し、12月には29人と増加し、季節感のある漢字の人気が高まったことがわかります。
よみランキングTOP10
「3音」のよみが人気回復! 「ゆき」を入れた名前も増加
女の子のよみランキングは、1位「あかり」、2位「ゆい」、3位「あおい」でした。「2018年赤ちゃんの名前ランキング」では1位「ゆい」、2位「あかり」、3位「あおい」だったのに対し、12月は僅差で首位が入れ替わる結果に。
また、季節を感じさせる名前のよみとして、「ゆき」が入る名前が63人に急増。夏真っ盛りの8月は16人、前月の11月でも30人だったのに対し、2倍以上に増加しました。ほかに、季節をダイレクトに表す「ふゆ」が入る名前も増加傾向にありましたが、圧倒的に「ゆき」を用いた名前が多数でした。
12月生まれのお子さん13,225人の名づけ調査では、男女ともに“一文字ネーム”が流行中で、冬を意識した漢字「柚」「柊」などの人気が急上昇したことがわかりました。
また、前月11月に人気だった自然や植物を表す“自然派ネーム”も、引き続き人気を集めています。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方
調査期間:2018年12月1日(土)~2018年12月31日(月)
調査件数:13,225件(女の子:6,549件/男の子:6,676件)