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オシャかわ~♡男の子にも女の子にも!今どきベビーの【ジェンダーレスネーム 】、人気の名前は?!

近年、赤ちゃんの名付けでは、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が注目されています。

今回は、5月生まれの赤ちゃん7,050名の名前から、実際に男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」よみランキングを紹介します。

 

1位 すい

ジェンダーレスネームランキング1位は「すい」。近年は特に女の子に多く名付けられている名前です。女の子には「翠」「翠唯」「翠惟」などが名付けられており、男の子にも「翠」「澄依」など、澄んだ印象を与える漢字が選ばれていました。

 

「翠」は、美しい緑色を意味します。5月の誕生石はエメラルドであり、その漢字表記が「翠玉」であることから、「翠」という名前が増加したようです。
 

2位 はる

2位は「はる」。男の子にやや多く名付けられています。男の子には「晴」「陽」「暖」など、女の子には「はる」「晴」「波留」などが名付けられていました。

 

「晴」は澄んだ空を思わせる清々しさを持ち、「明るく前向きに生きてほしい」という願いが込められているよう。「陽」はお子さんが常に明るく、どんな困難にも前向きに取り組める人に育ってほしいという思いを感じさせます。「暖」には温もりややさしさが感じられ、穏やかさを象徴しています。

 

3位 せな

3位にランクインしたのは「せな」。男の子にやや多く名付けられています。男の子には「世梛」「晴凪」「星凪」など、女の子には「星來」「瀬菜」などが名付けられていました。

 

「凪」は風が止んで穏やかになる様子を表す漢字で、「穏やかで落ち着いた人に育ってほしい」という願いが感じられます。「星」は夜空にきらめく星を連想させ、感性豊かで希望に満ちた印象を与えるよう。「菜」は春を代表する花である菜の花から、明るさや生命力を感じさせる漢字です。

「せな」というよみは中性的でスタイリッシュな響きを持ち、男女問わず現代的な印象を与える名前として注目を集めています。
 

 

4位 りく ※同率

同率4位は「りく」。男の子に非常に多く名付けられています。男の子には「凌空」「凌久」「吏玖」など、女の子には「莉久」「莉玖」などが名付けられていました。

 

「玖」は黒く美しい宝石や貴重なものを意味する漢字で、気品や神秘性を感じさせます。「久」には長く続く時間を表す意味があり、末永い健康や幸せを願う思いが込められているようです。「莉」は夏に咲く「茉莉花(ジャスミン)」の花に使われる漢字で、やさしさと清らかさを連想させます。


「りく」というよみは「大地」や「陸地」などを思わせ、力強さとスケールの大きさを感じさせます。

 

4位 そら ※同率

同じく4位にランクインしたのは「そら」。男の子に人気です。男の子には「蒼空」「空」など、女の子には「蒼空」といった名前で名付けられていました。

 

「空」や「蒼」は、広くて澄んだ大空を表す漢字で、「自由に大きく育ってほしい」「どこまでも可能性を広げてほしい」といった願いが込められています。「蒼」は深い青を表す漢字で、自然の力強さや静けさを感じさせます。
 

6位 おと

6位は「おと」。女の子では「桜都」「桜叶」など、男の子では「桜都」「央都」「凰叶」などが名付けられていました。

 

「桜」は春の代名詞ともいえる花です。「都」は洗練された都市や文化の中心を意味する漢字で、知的で気品あるイメージがあります。「叶」は願いが叶うという意味を持ち、「希望を実現していける人になってほしい」という願いが込められることも。
「おと」という響きはやわらかく可憐な印象を与える一方で、性別問わず使用できる現代的なよみとしても注目を集めています。
 

 

7位 りお ※同率

同率7位は「りお」。女の子に多く、「凛桜」「莉央」「りお」などが人気です。

 

「央」は中心・真ん中という意味があり、「人の中心となるような魅力を持ってほしい」という想いが感じられます。「りお」というよみは音の響きが華やかで、現代的。二音の響きが親しみやすい印象を与える名前です。

 

7位 あお ※同率

同率7位の「あお」は、男の子に多く名付けられている名前です。男の子には「碧」「蒼」「碧桜」など、女の子には「碧」「碧桜」などが名付けられていました。

 

「碧」や「蒼」は深い青や緑を思わせる漢字で、海や空などの広がりを感じさせます。「碧桜」は春の桜と澄んだ青の組み合わせで、さわやかで気品のある印象に。「あお」というよみからは、新緑の季節の生命力を感じます。

 

9位 つむぎ

9位は「つむぎ」。女の子には「紬」「紬希」「紬葵」、男の子には「紬希」「紡希」などが人気で、特に女の子に多いよみです。

 

「紬」は糸を紡いで作られる絹織物で、「糸を紡ぎ織り上げるように、人との繋がりや縁を丁寧に育み、温かい人間関係を築いてほしい」といった願いが込められているようです。「葵」は太陽に向かって咲く花で、健やかな成長を連想させます。

 

10位 ゆい ※同率

10位は「ゆい」。女の子に圧倒的に多く名付けられています。女の子には「結」「結衣」など、男の子には「唯」などが見られました。

 

「結」は絆やつながりを意味し、人と人との縁を大切にしてほしいという想いが感じられる漢字です。「衣」は包み込むやさしさや包容力、そして品の良さを象徴します。「唯」は「唯一無二」「大切な存在」という意味合いで選ばれることが多く、シンプルながら強いメッセージを持った名前です。

 

10位 ひなた ※同率

同率10位にランクインしたのは「ひなた」。男の子に多く名付けられている名前ですが、女の子にも根強い人気があります。男の子では「陽向」「日向」「陽奏」など、女の子では「陽葵」「陽咲」「陽詩」などが見られました。

 

「陽」は太陽を意味し、「向」「奏」「咲」「詩」といった漢字と組み合わせることで、「前向きに進む力」や「感性の豊かさ」「やさしさ」を表現する名前に。

「ひなた」という響き自体に、陽だまりのようなあたたかさと明るさがあり、春から夏にかけての温暖な季節生まれのお子さんに多く名付けられる傾向があります。

 

10位 はるき ※同率

同率10位は「はるき」。男の子に多く名付けられている名前です。男の子には「陽貴」「陽葵」「晴葵」などが人気でした。

 

「陽」や「晴」は春の快晴を思わせる、明るく前向きな印象を与える漢字。「貴」は高貴・尊い存在であることを願う親の思いが込められているようです。

「はるき」というよみは、響きの中にも季節感と芯の強さが感じられ、春生まれの男の子によく選ばれているよみの一つです。

 


▼5月の「ジェンダーレスネーム」のよみランキングでは、新緑の季節にふさわしい爽やかな響きが人気でした。なかでも1位となった「すい」は、5月の誕生石・エメラルド(翠玉)にちなんだ「翠」が多く使われており、季節感が反映された名前と言えるでしょう。

 

また、「はる」「そら」「あお」など、呼びやすく明るい印象を持つ「二音ネーム」が多数ランクインしているのも特徴。性別にとらわれず、響きや意味を重視した名前を選びたいという親御さんの思いが、ジェンダーレスネームの人気に繋がっているようです。これから名前を考える方のヒントになれば幸いです。

photo:@akito_lion_mamaさん(べビカレメイト)


<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年5月1日(木)〜2025年5月25日(日)
回答件数:7,050件(男の子:3,588件/女の子:3,462件)    

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
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