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「子どもが病気になる曜日、決まってればいいのに」欠勤が続いた私に上司が一言⇒その瞬間、先輩が…!

パート勤務をしていたときのこと。わが子は体が弱く、私は勤務時間を短縮してもらい、体調に応じてお休みをいただくこともありました。職場には同じように子育てをしながら働くママさんが多く、休憩時間にいろいろな話をして仲良くさせてもらっていました。そんなとき……。

上司の発言を聞いていた先輩が…!

働き始めて4カ月ほど経ったころ、上司との面談がありました。ちょうど子どもの就学先について悩んでいた時期でもあり、以前から子どものことを相談していたパートの先輩に「上司にも話してみたら?」と勧められ、面談の場で子どもの状況や勤務についても話すことにしました。


欠勤については当然指摘され、「すみません」と謝っていたのですが、そのとき上司が突然こう言ったのです。 「子どもの体調が悪くなる曜日、決まってたらいいのに。そしたらこっちもラクなんだけど」

 

 

その言葉に、怒りというよりも深いショックを受けました。ちょうど面談の順番を待っていたパートの先輩がその発言を聞いており、突然入ってきて、 「◯◯さん(上司の名前)、子どもいますよね? 今の発言、奥さんにも面と向かって言えますか?」と毅然と言ってくれたのです。

 

上司は「いやいや、冗談だよ。笑い話だから」とごまかしていましたが、その場にいた他のスタッフにも言葉はしっかり届いていました。この件は後に本社に伝わり、上司はパワハラと判断されて異動となりました。その後、私は子どもの進学先を支援学校に決めたことで引っ越しが必要になり、会社を退職しました。

 

最後の出勤日、助けてくれた先輩が「無理しないで、自信持って頑張りなよ」と声をかけてくれて、その言葉が本当に心強く、大きな励みになりました。

 

今でも、子育てへの理解が十分とは言えない企業もありますが、子どもとの生活を守るためにも、自分からしっかり報・連・相をして、働きやすい環境をみんなでつくっていけたら――と強く感じています。

 

著者:中村あかね/30代 女性・会社員。2児の母。シングルマザーとなり、慌ただしい毎日を送っている。

イラスト:ホッター

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

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