赤ちゃんもするの!? 歯ぎしりについて専門家が解説!

2019/01/28 19:00
15
ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんの歯ぎしりに関するご質問です。
カテゴリ│
医療
中カテゴリ:
助産師に相談

赤ちゃん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんの歯ぎしりに関するご質問です。

 

Q. 日中、歯ぎしりをします

もうすぐ生後9カ月のわが子は、下の歯が3本、上の歯が2本生えています。最近日中、ギシギシと歯ぎしりのようにしています。大丈夫でしょうか? 心配です。

 

高塚あき子助産師からの回答

一般的に乳歯は、生後6〜8カ月ごろから生え始めることが多いですが、生えたばかりの歯をどう使ったらいいか、まだお子さんには分からないですね。上下の歯を合わせて歯ぎしりをしている行為は、お子さんが生えてきた前歯をどう使っていこうか、試行錯誤しているステップとも考えられています。

 

同時に、今まで手に持ったものを何でも口に持ってきたお子さんが、歯を使って噛もうとする行為も見られるようになりますよ。食物を噛みとり、噛み切る準備として、前歯の使い方を練習しているのだと言われています。

 

この時期の歯ぎしりには、生えたばかりの歯を使うための練習的な要素があるようです。まだ歯並びや、歯がすり減ってなくなることなどを心配する必要はなく、また心理的な問題を考える必要もないと言われています。ですが、あまり長い間歯ぎしりをしているようでしたら、声かけや気分転換をしてあげてくださいね。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください


赤ちゃんの歯ぎしりは悪影響がある?

赤ちゃんの歯ぎしりは生理的なもので、成長の一過程のことが多いですから、ほとんど心配はいりません。歯が生えそろってくれば自然と治まります。ただ、原因は問題ないとしても、放置しておいて大丈夫なのか心配になる人もいるかもしれません。たとえば、子どもや大人の歯ぎしりであれば、「歯が削れてしまう」「歯並びが悪くなる」「歯が変形する」といった悪影響が心配されます。

 

その点、赤ちゃんの場合はほとんどのケースで悪影響はありません。精神的なストレスが原因の場合は、過度に歯ぎしりしてしまうこともあります。しかし、赤ちゃんのように歯の位置を確認したり、歯やあごを使ってみたりしているだけの歯ぎしりの場合は、歯を痛めるほどの強い力がかかることはほとんどありません。様子を見てあげて、特に問題がなければ、そのまま治まるのを待っていて大丈夫です。


ただし、まれにですが、歯にトラブルが生じるほど強い歯ぎしりが見られるケースもあります。もし歯が欠けたり、すり減ったりするようなら、一度歯科医を受診したほうがよいでしょう。乳歯は、やわらかいので少しの圧力で欠けることもあります。その場合は、欠けた歯で口の中をケガする危険性があるので、赤ちゃんが歯ぎしりする場合は口の中をこまめにチェックしてあげるようにしましょう。

 

赤ちゃんの歯ぎしりはどんなときに受診が必要?

赤ちゃんが歯ぎしりしているとわかっても、基本的には何もしなくて大丈夫です。歯ぎしりの多くは歯が生える時期に起こる一過性のもので自然に治まっていきます。歯科医を受診する必要もなく、家で様子を見てあげるだけで大丈夫です。ただ、何らかの対処法を取って歯ぎしりを減らしたいと思うこともあるでしょう。そのような場合は、歯がためグッズや噛むおもちゃなどを与えることで、歯ぎしりを減らすことが可能です。

 

赤ちゃんが歯ぎしりする理由は、歯の生え始めのころのむずがゆさを解消したり、歯の位置を確認したりして歯を使って噛むための練習をしているからです。そのため、噛むトレーニングができるおもちゃを与えれば、歯ぎしりをする必要がなくなるので、歯ぎしりを減らすことができます。赤ちゃんが自分で手に持って噛めるので、一つ用意しておくと便利です。

 

赤ちゃんの歯ぎしりは放置しても原則として問題ありませんが、受診したほうがよいケースも中にはあります。たとえば、歯ぎしりの程度が強かったり、2歳半ごろになって乳歯が生えそろってもまだ歯ぎしりが続く場合や、歯ぎしりのせいで歯が欠けたり、グラグラしたりしている場合です。このような場合は、生理的な原因ではなく、何か口腔内のトラブルを抱えている可能性があるので、一度歯科医を受診してよく診てもらうことをおすすめします。


※参考:基礎知識(ベビー)「乳幼児の歯ぎしりの原因と対処法」【監修者:医師  松井 潔 先生 小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】

  • ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

 


この記事にいいね!しよう

いいね!
15

現在ログインしていません。

医療の新着記事

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。