お互いの感覚が理解できず、苛立ったみきさんは、さきさんに向かって「つまんない人生!」と言い捨て、帰ってしまいました。
自分の気持ちに蓋をした妻は…
妹との心の距離を感じたさきさんは、かつて仲の良かった頃を思い返していました。
そんななか、夫から再び出張の知らせが。戸惑いながらも、「家族のため」と気持ちを心の奥にしまい込んで、受け入れます。そして連休には、ユウくんの誕生日を祝うため、泊まりでテーマパークに行くことを約束するのでした。
嘘やごまかしの上に成り立つ家族のかたちは、どれだけ一緒にいても心が通わず、むしろ孤独を深めていくことに。偽りの関係は、家族であること自体をつらく、苦しいものにしてしまうのかもしれません。
感情にフタをし続けると、知らず知らずのうちに心がすり減っていくもの。夫が“うまくごまかせている”と勘違いさせ続けないためにも、自分の中にある小さな違和感に気づき、それを言葉にしてみるのがいいかもしれませんね。
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