これ以上の出費は抑えたい
20代前半のころの話です。友人の結婚式に招待され、当日のヘアセットをどこに頼もうか悩んでいました。結婚式用の服や小物をほぼ一式買い揃え、ご祝儀も用意しなければならないので、これ以上の出費は避けたいと考えていた私。
そこで価格設定が安い美容院を見つけ、そこでお願いすることにしました。当時の私は「ヘアセットはどこの美容院でお願いしても同じように仕上がるだろう」と考えていたのです。
仕上がりを見て絶句
そして結婚式当日。新幹線で移動する予定だったので、駅の近くにある格安美容院を利用することに。その美容院は予約がいらないことや仕上がりがスピーディーなことを売りにしているお店で、実際にオーダーしてから数十分でセットが終わりました。
けれど、仕上がりを見てびっくり。鏡にはひと昔どころか、ふた昔ほど前のバブリーな巻き髪女性が映っていたのです。静かに衝撃を受けた私は動揺のあまり「いかがでしょうか?」というスタッフさんの言葉に「あ、はい、これでいいです」と早口で答えてそそくさと店を出てしまいました。
お店の前で我に返り、手持ちの鏡でもう1度自分のヘアスタイルを確認してみると、やはりどこからどう見てもバブル時代の人。どこかでやり直してもらおうにも新幹線の時間が迫っていて、難しい状況です。新幹線乗車後、かなり強めのカールを必死で手で伸ばし、なんとかゆるめの巻き髪まで整えて結婚式に参加しました。
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この経験から、美容院を選ぶときは価格だけでなく口コミやヘ写真なども確認するようにしています。安くてもよい仕上がりの店もたくさんあるので、吟味することが大切だと痛感した出来事です。
著者/賀屋あきの
イラスト/藤まる
続いてのお話は、結婚式当日の花嫁が浮かない表情に……そのワケは!?
晴れ舞台なのに…結婚式当日に花嫁の笑顔が消えた理由とは?
結婚式当日のことです。ヘアセットをお願いしたら、自分のイメージしたものと少し違う仕上がりとなりました。手直ししてもらいたかったのですが、すでにヘアスプレーで固められてしまっていたため、今さら「直してください」とは言えず……。結局、そのまま式をおこないました。
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自分がイメージしていたヘアスタイルと違う仕上がりになってしまうと、気分が下がってしまいますよね。特に、ダイDダイさんのような特別な日だと、かなり落ち込んでしまうと思います。手直しは頼みづらいと思いますが、せっかくの晴れ舞台ですし一度相談してみてもよかったのかもしれませんね。
著者/ダイDダイ
イラスト/ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
今回は、結婚式のヘアセットにまつわるハプニングをご紹介しました。完璧なスタイルでのぞみたいと思っていても、当日のコンディションや不意の出来事で、思い通りにいかないこともありますよね。
大切な日を安心して迎えるためには、事前リハーサルで仕上がりを確認しておく、参考写真を共有してイメージをすり合わせる、信頼できる美容師さんに依頼するなど、準備段階での対策を徹底しておくとよいのかもしれません。
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