「僕は君を理解したい」上司の甘い言葉に…
「オレとセックスして」後輩からの悪魔の囁き
三木との関係がバレてしまった―?
追い詰められた希美が踏みとどまれたワケは…
元カレとの別れを引きずり、恋愛に臆病になっていた希美は、既婚者である職場の上司・三木 蒼と一線を越えてしまいます。いけないとわかっていても、やさしくされると拒めない――そんな自分に嫌気がさしながらも、誰かに必要とされたくて、希美は心の隙間を埋めるように関係を続けてしまいました。
しかし、後輩である犀川倫太郎にその秘密を知られてしまいます。三木との関係を口外しない代わりに自分とも関係を持つよう迫ってきた犀川。希美は断ることもできず、犀川と関係を持ちながらも、また少しずつ心が削られていきます。
そんな中、社長の娘である三木の妻が会社に現れ、希美に詰め寄る場面も。逃げ場のない状況の中で、希美の心は静かに崩れていきます。「どうして、こんなことになったのだろう」――。その問いの裏側にあるのは、希美の「誰かに愛されたかった」という思いでした。
元カレとは共依存のような関係だった希美。また、兄との関係もあり、彼女の中で自分の価値はとても低いものでした。だからこそ、「誰かから必要とされたかった」「愛してほしかった」という思いが強かったのかもしれません。そんな希美の痛みが苦しいほど伝わってきますね。
©︎ジュリアンパブリッシング
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