義母の言葉に傷ついて…
ある日、義母に「最近ちょっとしんどくて……」と正直な気持ちを話したところ「母親なんだから我慢するのが当たり前でしょ？ みんなそうしてきたのよ」と返され、思わず言葉を失いました。
その場では笑って受け流したものの、心の中では「我慢して当然？ 母親になったら弱音を吐いたらいけないの？ とモヤモヤが募りました。初めての育児で余裕なんて全くなく、誰かに気持ちをわかってほしかっただけなのに、真っ向から否定された気持ちになりました。義母に悪気がないのはわかっていますが、今もその言葉が頭に残っています。
義母に言われたことと、正直な気持ちを夫に伝えると、「母さんの言うことは気にしなくていい。君は我慢しなくていいんだよ」という言葉が返ってきて、少し救われました。この出来事があってから、義母には本音を言わないようになりました。今は育児に関する話題は義母とはあまり深く話さず、ほどよい距離感を保つようにしています。
「母親だから強くあれ」という考え方もあると思いますが、私は弱音を吐ける場所があったほうがいいと思いますし、そんな場所があることのありがたさを実感しました。今後も夫に支えてもらいながら、自分の気持ちを大切にして、息子と向き合っていきたいと思っています。
著者：大畑 まちこ／40代女性・会社員
10歳の息子を育てる母。趣味はドラマ鑑賞、アンティークショップ巡り。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年6月）
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