福岡在住、32歳6児のママ山口紫織さん。2019年2月に第7子出産予定! 今回は子育てを楽しんでいる大家族、山口家に密着! 山口家ってどんな家庭? 7人目の出産ってどんな感じ? ぶっちゃけお金ってどうしてるの? 臨月で移住計画中って本当?! 気になるあれこれをミニ連載でご紹介します。
こんにちは! 福岡のゴッドマザーこと、山口紫織です。大家族山口家の内部事情を公開しちゃうコラム第2弾は、わが家の出産準備についてです。
<モノ編>ひとつも買わずにもらって揃える!
7人目だからすでになんでもありそうだけど、譲ったりしちゃって実は何もない! 7年ぶりの男の子ということもあり、まったくない! でも買うのもったいない! SNSで呼びかけて、ひとつも買わずにほとんどもらい物で揃えられました。
▲布おむつ100枚以上、ロンパース20枚、産着、おまる、授乳クッションなどなど
服類はもちろん、ベビー布団や布団まで! 「誰かお客様用の布団、使ってないなら下さいー! 」と呼びかけて、5セットいただいちゃいました。せっかくだから、子どもたちのおねしょ布団も総入れ替え予定です。
普段から野菜、パスタ、卵など食べ物も毎日どこかしらからいただきます。「実家から送ってきたもけど食べきれんから~」と、おすそ分けを持ってきてくれたり。お米も実家が送ってくれるので、人生で一度も買ったことはありません。
▲仙台の方からもらった金賞リンゴ!箱でどっさり!
ちなみにわが家は1人目から布おむつ派。布おむつもたくさん集まった! ありがたい限り! それを洗って干してくれるお兄ちゃんお姉ちゃん、ありがとう! おむつは手を抜きたいところだけど、この時期にしかかけられない手間ならかけたいと思う母心……(笑)。
<ヒト編>みんなで頼り合い助け合う!
わが家は実家が遠く、産後の手伝いに来てもらったことはありません。周りのみんなの協力で、6人目の妊娠時に友人が「紫織の産後を支える会」を立ち上げてくれて、10名弱のママたちが毎日代わる代わるごはん作ってくれたり、家事してくれたり、保育園への送り迎えをしてくれたりなどしてくれました。
▲友だちが作ってくれた作り置き。ありがたや!
私は22歳ごろから、人と出会うことを大切にして、そのときに自分ができることを、目の前の人にやる! それを続けてきました。友だちの子どもを預かったり、仕事のお手伝い、時には宣伝したり実際に販売したり。
▲ピンポンが鳴りやまない家とはうちのこと(笑)
そんなことを続けていたら、私が困ったときは助けてくれる人たちが周りにたくさんできて。今回の7人目にいたっては、SNSで呼びかけて、すでに50名を超えるメンバーが集まっているので、産後の不安はないです!
▲友だちと知人だけの非公開グループで手助けの呼びかけなどしています
子どもたちの家事力もかなりあるので、入院中の不安は6番目の夜泣きくらいかな?
▲7人目のベビーシャワーと私の32歳誕生日会を友人たちが開いてくれた!ベビーカーと入院予約金分の現金をプレゼントでいただきました!感動!
これからもやっぱり人に会うことをやめないし、価値観や大切にしたいものが同じ人たちと子育てしていきたいなと思っています。
<ココロ編>スキンシップを大切に、子ども一人ずつの時間をもつ
私の心はみんなの支えがあるので大丈夫! あとは家族!
毎朝上の子に「これとこれは入れるよ!」「こうするんだよ!」など教えて、下の子の保育園準備などをしてもらっています。パパだけに負担がいかないように子どもたちも協力体制!
子どもたちは私が入院中、とっても不安だろうということで、今は毎晩1人ずつ交代で「ママと一緒に寝ていいよー」と、代わるがわる私の布団で寝ています。
なかなか甘えられない上の子たちは特に、一緒の布団で寝るって精神安定剤かなと!
なぜか私と寝るとみんな即寝! やはり安心感かなー。髪の毛を乾かすのもスキンシップなので、毎日私がしています。
寝る前の「おやすみ大好き♡」「ぎゅっと抱きしめる」のはいつもやっているスキンシップ。これは嫌がるまでやめないでおこう!
夜泣きは心の成長。赤ちゃん返りは、甘えられなくなることがわかってるからやってるだけ! そこにイライラはなく、ただただかわいいと愛を注ぐのみ! 時には一人ずつ、ママを独占できる時間をつくって精神安定をはかっています。
▲いつも妹の面倒をよく見てくれる5番目次女ちゃん(4歳)。1人ずつ、ママ独占タイムをつくってココロもケア。
もちろん1人目、2人目でこれができたわけじゃなくて、6人子育てした経験からそう思えるようになっただけ。
旦那のフォローは、たくさん話すこと、一緒にお風呂に入る、旦那の好物を作る、触れ合うスキンシップも忘れない、などいつも通りに過ごしています。
「自分の得意を持ち寄って生きるコミュニティ」での子育て
経済不安はあります。でもどうですか? 1人目でも不安はありますよね? そう、何人目でも不安はついてきます。 不安を「どうしよう?」と思うのではなく、夫婦だけで塞ぎこむのではなく、周りの方々にサポートや相談、時には尻を叩かれながら解消していくのみです!
「100年後の子どもたちに何を残すのか」
子どもは未来そのもの。この共通認識がある人たちのなかにいること。そんななかで子育てできるって、とても幸せ! みんなで笑って悩んで怒って泣いて子育てしていくコミュニティは、強いしやさしい! そう思っています。
「頼り合い助け合う!」
10年間私が作りたいと思ってきた「お金ではなく、自分の得意を持ち寄ることで生きるコミュニティ」に近づいてきました。行政だけに頼るのではなく、自分たちでできることはやる!
日頃、人の役に立てることを日々探して実行していたら、結局自分にも戻ってくるということが、7人目の妊娠を通してわかりました。自分が困ったとき、助けてほしいときのためにも、まず人の「困った」や「助けて」に耳を傾けるが大切だと思います。モノ、ヒト、ココロを支えて、支えられて、出産準備はばっちりです!
普段の彼女のエピソードを取材すると、
「7人目出産目前なのに、人の子のお弁当まで作って届けてくれようとする」
「愛とエネルギーの塊のような人。まるで息をするように周りの人のサポートをしてたりする」
「シンプルに、誰かの幸せを願って、いろんな人とのご縁をつなぐ。だからこそ、周りの人は、無条件で彼女を助けている」
といった彼女の人柄がうかがえるエピソードがざくざく届きます。
周りの人や地域を巻き込んで、楽しく子育てをしている様子が伝わってきますね! モノ、ヒト、ココロの準備を万端に備えた山口さんの第七子出産予定は2月3日。いよいよ次回は出産エピソードを公開予定です! お楽しみに!