現金を入れている棚を漁る夫。「お金…必要なの？」尋ねると、夫からまさかの告白が

帰宅した夫の手には、なんとバラの花束が！ ちょうど私の誕生日も近かったということで、結婚記念日と私の誕生日のお祝いに買ってきてくれたとのこと。バラ30本のゴージャスな花束で、私はとてもテンションが上がりました。

 

しかし……その夜のこと。夫がごそごそと現金を保管してある棚を漁っているのを目撃してしまいました。

 

「お金がいるの？」と聞くと、夫は気まずそうに頷いて……。なんと花束に3万円ほどかかって、財布の中がすっからかんになってしまったとのこと！ その言葉を聞いてびっくりしてしまいました。普通、花束を買う際などはだいたいの予算を伝えて作ってもらうものだと思うのですが、夫は「バラ30本の花束を作ってください！」と頼み、出来上がったのが3万円の花束だったそう。予算オーバーではあったものの、「やっぱりやめます」とは言えなかったようでした。

 

プレゼント自体はもちろんうれしかったのですが、たしかにわが家の家計として予算オーバーでもあって……。ちょっぴり複雑な思いになってしまいました。ただ、「せっかく買ってきてくれたのに」と何かを言うのはぐっと堪えました。

 

けれど翌週、夫婦喧嘩をした際に思わず「同じ3万だったら、ちょっといい食事をしたかった！」と言ってしまって……。夫婦で話し合いのすえ、以降、結婚記念日は夫婦2人で外食することになりました。

 

著者：ゆきの／40代女性・夫と中学生男子と暮らしている主婦です。趣味は撮りためたドラマを昼食時にのんびり見ること。
イラスト：たこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年3月）