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「結婚のために貯金しよう」→15万の支払用紙が届いて…。彼が語った「督促の理由」とは

これは以前同棲していた彼とのお話です。3つ年上の彼はとてもやさしく、一緒に過ごす時間を何よりも大切にしてくれる人でした。そんな彼とは、結婚を視野に入れお互いに貯金を始めることになったのですが……。

「えっ、15万円!」いきなり届いた支払用紙に驚愕

3つ年上の彼は、同年代よりも少しだけ給料が多く、将来の貯金については特に心配していませんでした。具体的な金額こそ言わないものの、「将来のために毎月少なくとも5万円は貯金しているよ!」と自ら貯金について話をする姿に、私はすっかり安心しきっていました。

 

ところがその数カ月後、彼の携帯会社から残高不足のため引き落としができなかったと支払用紙が届いたのです。そこに記載されていた金額を見て、私はあ然としました。

 

「……えっ、15万円!? 」。

 

繰り返し届く支払用紙

彼は15万円の支払い督促に慌てる様子はなく、「友だちにお金を貸してほしいって頼まれたんだ。普段から必要な分以外は別の貯金口座に入れているから、引き落としできなかったんだよ」と冷静に理由を話します。

 

彼の言葉に「それならば仕方ない」と思い、「これからは気をつけてね」と伝えて話し合いを終えました。

 

しかし、それから数カ月が経ったころ、また携帯会社から引き落としができなかった、と、支払用紙が届いたのです。彼は「今月はネットショッピングが多かったからさ」と笑って話すだけでした。

 

彼に通帳を見せてもらったら

私はさすがに不審に思い、彼と話し合ったすえに貯金用の通帳を確認させてもらうことにしました。彼は少し気まずそうに通帳を開き、私も不安な気持ちで見ると……。

 

なんと、記載されている金額は、私が聞いていた金額をはるかに下回るものでした。彼は何度も謝りながら、「実は、今やっている携帯ゲームは課金しないと全然上手くいかなくてさ。貯金したい気持ちはあったんだけど……」と小さな声で呟いて……。

 

私は彼の言葉に呆れと悲しみが同時に押し寄せてきました。

 

趣味は人それぞれなので否定するつもりはありません。ただ、結婚のためと言いながら金銭管理ができておらず、彼から嘘をつかれていたことが私はとてもショックでした。とはいえ、彼の言葉を疑いもせず信じきってしまった私にも責任があると感じています。彼とは結婚には至りませんでしたが、このことは私にとって大きな教訓となりました。

 

 

 

著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

 

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