日本人の夫と1歳5カ月の娘とアメリカの中西部に住んでいます。年末年始を日本の家族と過ごすため、子連れで帰省しました。安いチケットを購入したので、片道が合計24時間近いハードスケジュールに……! 娘の食事や着替え、おもちゃなど荷物は盛りだくさん。日本到着後に子どもが体調を崩し、踏んだり蹴ったりの帰省記録です。
乗継2回に成田~羽田空港バス移動!?
今回の帰省では費用の関係でハードな長時間移動でした。まずは娘の食事に気をつかいました。いつも食べているおにぎりやパン、お気に入りのスナックやバナナなどもを少し多めに用意することに。セキュリティーゲートで子ども用の食事や飲料を申告すると、すべて持ち込むことができました。
また、娘の気を紛らわせるために、お気に入りのぬいぐるみを持参したのと、今回のためiPadに子ども向けアプリをたくさんダウンロードしておきました。そして、おむつも予備をたくさん詰め込んで準備万端に!
動きたい遊びたい! じっとしたくない娘
機内で娘はとにかく動き回っていました。寝ているとき以外はおとなしくしていた時間はほとんどゼロです。iPadや座席に付いているモニターで遊ばせてもすぐに飽き、目を離すとすぐどこかへ行こうとするので気が休まらず……。
後半は諦めて、子どもの「遊びたい!」という気持ちにとことん付き合いました。機内の通路を行ったり来たり、機内後部のバックヤード内をうろうろ。幸いにもフライトアテンダントの方々が娘にとても親切だったので、気持ちがラクでした。
日本到着後すぐに疲労で体調不良に…
24時間近い移動時間で、一家3人疲労困ぱいでした。特に娘は生活リズムが変わったことや、水分不足のせいで便秘に。そのせいで嘔吐をしたりと、おそらく疲労からくる胃腸炎になってしまったようでした。せっかく日本に帰ってきたのに、おいしいものをたくさん食べさせてあげられなかったのが大きな後悔でした。
また、2週間の滞在だったので、久しぶりの祖父母や親戚にやっと懐き始めたころにアメリカに戻らなければならず、切ない別れとなってしまいました。
帰りの体調は万全! 水分補給もしっかりと
アメリカに戻る際のフライト準備も出発同様にしっかりとおこない、特に便秘を予防するための準備は入念にしました。出発2日ほど前から食物繊維と水分をしっかりとらせ、移動中の食事やおやつのときはチューブ入りの野菜や果物のピューレを飲ませたりしました。
なるべく水分が摂れるように努力したおかげで、機内でしっかりうんちが出てホッとしました。子ども用の機内食もしっかりと食べ、元気にアメリカのわが家に戻って来られたので本当にうれしかったです。
今回の帰省旅行では、トラブルがたくさんありました。長時間移動が小さな娘にはハード過ぎるということも身に染みてわかりました。しかし、限られた時間でしたが子どもが日本の家族と過ごせたことは、私たち3人にはとても貴重な時間でした。
著者:岡みちこ
アメリカ中西部の小さな町で日本人の夫と1歳の娘の3人暮らし。アメリカの子育て事情や、自身の妊娠・出産・子育てに関する体験談について執筆中。