初めて外を歩くことは、赤ちゃんにとって大冒険。その大冒険をサポートしてくれるファーストシューズですが、わが家は1度選び方を失敗して買い直すはめになりました。結果、わが家の息子の反応が格段に違った、買ってよかったシューズをご紹介します。
軽い気持ちで購入したサンダルは不評
最初は夏場ということもあり、「靴よりサンダルがいいよね」と軽い気持ちで1,000円以下のサンダルを購入しました。つかまり立ちをし出したころは特に嫌がる様子はなかったのですが、歩き始めたころからイヤイヤという反応が出てしまい……。
サンダルの間から出ている足の指が気になってずっといじっていたり、サンダルを脱ぎたがるそぶりを見せたりと、購入から2カ月後には履かせて2~3歩進んだだけですぐに嫌がるようになってしまいました。
ばぁばが真剣に探したファーストシューズ
息子がサンダルを嫌がるようになったころ、実家に帰る機会があり母に事情を話すと、「靴はちゃんと選んであげないとダメよ!」と一緒に大手のベビーショップへ靴を探しに行くことになりました。
残念ながらそこでは母の納得する靴がなかったようで、私たちの知らないうちに後日ひとりで気に入っているベビー用品ショップへ探しに行ったそうです。さまざまなお店をハシゴして店員さんに話を聞き、母が納得して選んだのがアシックスの「ファブレ」というファーストシューズでした。
ばぁばが選び抜いたシューズに抜群の反応
他にも高機能なシューズは多々あると思いますが、母が買ってくれたこのアシックスのシューズは息子にとても合っていたようです。履かせるときは戸惑っていたのですが、少し進んでみると「歩けている自分が不思議!」という表情をし、そこからは歩くのが楽しくてたまらないのか、こちらが「もう帰ろうよ」と言ってもずっと歩いていました。
そして、玄関でシューズを見つけると外に行きたくて騒ぎ出すので、普段はシューズを隠さなくてはいけないほどでした。靴一つでこんなにも違うのかと、ファーストシューズの大切さを思い知りました。
最適なファーストシューズは赤ちゃんがただ歩きやすいということではなく、歩く楽しさが全然違うのだと知りました。楽しいからこそたくさん歩けますし、いろいろな出会いや発見にもつながるのだと思います。今では息子はこのファーストシューズを自分で持ってきて、散歩をせがんでは外にでかけて好奇心を育てています。
著者:歌 啓子
1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。
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