鬼ツカ課長はまいさんに協力し、みくさんのSNSを調べ上げ、友人たちから不倫の証拠を手に入れます。まいさんは、その証拠をもとに夫と助産師を追及しました。
みくさんは、すべてを失い慰謝料を支払うことに。そして、カズさんは仕事で取引先だった妻の会社との商談が破談になり、不貞による離婚も会社にバレて左遷され、重い不倫の代償を背負うことになりました。
その後、まいさんは離婚が成立し、シングルマザーとして前向きに仕事に励んでいます。一方、鬼ツカ課長は、父親の介護のために休職。
数カ月後、まいさんは鬼ツカ課長の自宅を訪れて……?
お世話になった上司にかける言葉とは
まいさんは、鬼ツカ課長への恩返しの気持ちもあり自宅を訪れましたが、「助けてもらえるのは、その人の人徳」と鬼ツカ課長に言われます。
父親のがんで、気持ちが落ち込み、仕事でも迷惑をかけたと話す鬼ツカ課長。
まいさんは、「迷惑をかけないで生きている人なんていない」と、今度は自分が鬼ツカ課長を元気づけるのでした。
つらいとき、誰かが気にかけてくれているだけでも、心が少し軽くなるものです。関わりのある周囲の人を思いやり、時には手助けして、支え合う。その積み重ねが、“人徳”につながっていくのではないでしょうか。そこでできた絆は、まいさんと鬼ツカ課長の関係のように、この先の人生においても、かけがえのない財産となるのかもしれませんね。
まいさんは夫と助産師が不倫し離婚を経験するという、とてもつらい体験をしましたが、これからも前向きに、周りの人たちと支えあって生きてほしいですね。
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