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【車で出かける人は、絶対に用意してー!】防災士が警告→「意外と盲点だった…」「トランクやドアポケットに常備します!」【防災の新常識】

こんにちは!防災士の資格を持つ、ライターのおおにしりおです。

近頃、線状降水帯による豪雨や土砂災害、地震による津波など、日々災害を身近に感じるようになりました。 避難といえば徒歩での移動が基本と思われがちですが、ニュースや報道を見ると、実際には車で避難するケースも少なくありません。

ところが、いざ自分の車の中を確認してみると「何も備えていなかった」ということはないでしょうか。 今回は、車での避難を考えている方に向けて、車に常備しておきたい防災グッズをご紹介します。

 

なぜ今“車載防災”が必要か?

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

災害時、車は雨風をしのぐシェルターとして機能します。ガソリンが十分にあれば、エアコンで暑さ寒さを調整でき、スマートフォンの充電も可能です。さらにラジオやテレビで情報収集もできるなど、心強い避難場所になり得ます。

 

だからこそ、「車を避難拠点にする」という前提で、最低限の生活が成り立つ備えを整えておくことが、とても大切です。

 

常備しておきたい車載グッズ

具体的に車に常備しておきたいアイテムを紹介します。ご自身の備えと照らし合わせて確認してみてください。

 

緊急対応グッズ

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

・緊急脱出ハンマー
・懐中電灯またはLEDランタン
・ホイッスル・防犯ブザー
・防刃手袋
・スマホ等充電するためのコンセント

衛生・健康管理グッズ

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

・携帯トイレ・簡易トイレ(大便トイレもあれば)
・ウェットティッシュ・除菌シート
・ティッシュ
・マスク・消毒液
・生理用品(女性の場合)
・体調管理用品(ばんそうこう、常備薬など)
・ビニール袋(ゴミ袋として)

食料・飲料系

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

・長期保存水
・保存食(アルファ米など)

避難生活サポートグッズ

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

・毛布やブランケット
・アルミシート
・車中泊用マットやエアーベッド、ネックピロー(あれば)

情報収集グッズ

・紙の地図(ナビが使えない時のために)
・ラジオなど

長時間移動やレジャーにも役立つグッズ

なぜ今“車載防災”が必要か? 必須ではないけれど、あれば役立つものが「クーラーボックス」と「ポータブル電源」です。

 

アウトドアやレジャー時、クーラーボックスに保冷剤を入れれば、簡易の冷蔵庫に変わります。ポータブル電源も万が一の電気の備えになります。

 

定期的な点検と入れ替えのすすめ

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

車の備蓄品も、家の備蓄品と同じように“定期的なチェック”が欠かせません。

 

特に食料や水は賞味期限切れに注意が必要です。半年〜1年に1回を目安に確認すると安心です。

 

また、夏場は車内が高温になりやすく、飲食物が傷みやすい環境です。通常の食品や飲料を置きっぱなしにせず、必要に応じて持ち帰るようにしましょう。ただし、車載保存OKな専用の飲料水や特別な保護シートが備わった車載専用ボックスであれば、そのまま積んでおいてもOKです。

 

さらに、夏は熱中症対策、冬は防寒具強化というように、季節ごとに内容を入れ替えることも大切です。

 

保管・収納の工夫

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

防災グッズは一ヶ所にまとめておくと、いざという時に慌てずに取り出せます。 トランクに収納しておくのも良い方法ですが、わが家(三人家族)の場合はほとんど助手席を使わないため、“すぐ取り出せる助手席下”に防災グッズを置いています。

 

収納には 無印良品の「再生ポリプロピレン入り頑丈収納ボックス・小(浅型)」を活用。耐荷重100kgのしっかりした素材で安心感があり、その中に「尾西の車載用防災ミニボックス」と、簡易トイレや衛生・健康管理グッズをまとめて保管しています。

 

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

なぜ今“車載防災”が必要か?

 

また、緊急脱出ハンマーや懐中電灯など、命を守るために“瞬時に使いたいアイテム”は、ドアポケットやグローブボックス(引き出し)に入れておくと安心です。

 

さらに、状況によっては車を離れて避難する可能性もあるため、持ち運びできるリュックなどもあるといいかもしれません。

 

普段から持ち歩く防災ポーチも◎

なぜ今“車載防災”が必要か? 普段から自作の防災ポーチを持ち歩くことも立派な防災です。
軽食、簡易トイレ、アルミシート、ホイッスル、モバイルバッテリーなど持ち運ぶことで安心につながりますよ。

 

まとめ

まだ車載グッズを揃えていない方も、心配はいりません。 大切なのは、できることから少しずつ始めることです。

 

「車があるから安心」ではなく、 「備えてあるから安心」へ。

 

その一歩が、いざという時にあなたや家族を守ってくれます。
この記事が準備のきっかけになれば嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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