子どもとお出かけしたはずの夫が1人で帰宅!?
お休みの日は、9歳の長男と2歳の次男を車で遠方の公園へと連れ出してくれる夫。その間に私は溜まった家事を片づける時間ができるので、ありがたく思っていました。その日も夫は「行ってくるね―!」と子どもたちを連れて玄関を出たのですが、5分ほどしてなぜか戻ってきたのです。しかし戻ってきたのは夫だけで……?
どうやらお出かけセットを持っていなかったようで、戻ってきた夫はリュックに次男のおむつや着替えなどを詰め込んでいます。私が「え? 子どもたちは?」と聞くと「車の中」と平然としている夫。わが家は玄関のすぐ横にカーポートがあるつくりです。9歳の長男はまだしも、2歳の次男も乗っています。慌てて私は「危ないでしょ! やめてくれる?」と注意したのですが、夫はイラッとした表情で「わかってるって、大丈夫でしょ!」「いつも子どもたちの面倒見てるからって、お前偉そうなんだよ!」とまさかの逆ギレ! そのまま急ぐ様子もなく準備し始める夫の姿に、これ以上言っても聞く耳を持たないと思い、急いで玄関を開け車に向かいました。
車内を見ると、チャイルドシートのベルトを止める前だったようで、運転席に行こうとする次男の姿が! 長男はというと、チャイルドシートを抜け出している次男に気づかず手元のおもちゃに夢中になっています。私が次男を捕まえようと運転席側のドアを開けようとしますが、夫が鍵をかけたままにしており、開きません。そうこうしている間に、次男がハンドルをバンバン叩き始め、近所にクラクションの音が鳴り響きます。クラクションの音に慌てたのか、夫が玄関から飛んでやってきて、車を解錠して次男をようやく救出。心配で見にきた近所の人に夫と2人で頭を下げました。この体験が恥ずかしかったらしく、夫はこの一件依頼、荷物の準備が整ったあとに子どもたちと一緒に車に乗るようになり、子どもたちだけが車内に残ることがないよう気をつけるように。
車に子どもたちだけでいるとどうなるのか、想像できない夫にイラッとしましたが、今回実際に危ない場面に遭遇してやっと理解してくれたようです。大丈夫だろうではなく、危ないかもしれないと注意して見守ることが大事だと改めて感じた出来事でした。
著者:淀川英利香/30代・ライター。おだやかな9歳の長男と、パワフルすぎる2歳の次男を育てるズボラママ。家事育児は手を抜きながら、家族が楽しく過ごすことを目標にしている。ヨガを習いたいと思いつつ1日が終わる今日このごろ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どもを連れてのお出かけ準備は想像以上にバタバタしますよね。今回の出来事は、「大丈夫だろう」より「念のため」を選ぶ大切さに気づかせてくれたと思います。家族で同じルールを共有しながら、無理なく安全第一を積み重ねていけたら心強いですね。
続いてのお話は、0歳の娘さんのお世話を夫に任せたときのエピソードです。夫のまさかの行動に、思わず仰天!?
「娘を見ててね」と夫に伝えて家事をしていると→夫のまさかの姿に唖然
里帰り出産から1カ月ほどが経ち自宅へ戻り、慣れない育児と家事に奮闘していました。あるとき、夫に「洗い物している間、娘を見ててね」と伝えました。娘が眠くなる時間だったこともあり、しばらくすると泣き始めました。いつもはすぐに眠ることが多いのですが、この日はなかなか泣き止みません。
どうしたのかなと夫のところへ様子を見に行くと……、夫は娘を抱っこすることなく、テレビを観ていました。「抱っこしてあげて」と私が言うと、「赤ちゃんって泣かせてたら疲れて寝るでしょ」と言うのです。泣いている赤ちゃんを平気で放置している姿に、ものすごくイラッとしました。
今は娘も生後6カ月を過ぎ、声を出したり、笑ったりしています。夫も少しずつ育児に協力してくれるようになりました。もし2人目を授かったら、夫には育休をとってもらい、新生児期から一緒に過ごしてほしいと思っています。
監修:助産師/松田玲子
著者:白石桃子/女性・会社員。0歳の娘を育てる母。現在育休中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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お世話をしてくれていると思っていたのに、まさかテレビを見ているなんて……。ママがイライラしてしまうのもよくわかります。赤ちゃんが泣く理由はさまざま。おむつや空腹などの原因を取り除いても泣き止まないことはあります。無理に泣き止まそうとせず、少しの時間であれば様子を見ながら赤ちゃんを放っておいても心配ありません。ですが、最初から何もしないのではなく、抱っこなどできることはしてほしいですよね。
最後のお話は、外出先でおむつ替えを夫に頼んだ時のエピソードです。夫が少し目を離したすきに……!?
夫におむつ替えを頼んだら→息子から目を離したすきに起こった事件に驚愕!
息子が2歳のとき、夫が商業施設のベビールームでおむつ替えをしていました。私は別の場所で買い物を済ませた後、ベビールームへ。夫を見つけると、顔が青ざめており……。聞くと、息子がどこかへ行ったと言うのです。
夫に詳しく事情を聞いたところ、おむつ替えのときに手に汚物が付いてしまい、洗おうとバタバタしている間に息子がどこかへ行ってしまったとのこと。私も青ざめ、近くのエスカレーターや階段を探しました。ですが、息子の姿はなく……誘拐の文字も浮かびました。
夫を責めることも忘れて探していたら、少し離れた場所にある玩具売り場の手前で息子の姿を発見。店内に入っていたら気づくのが遅れたと思うので、本当にホッとしました。あのときの焦る気持ちは、今も心のどこかに残っています。その後、夫には子どもから目を離さないように伝えました。また、私自身もこれまで以上に気をつけています。
著者:ぽんこ/9歳と6歳の子どもを育てるワーキングマザー。ヨーロッパの風景が好きで映像を見て癒やされている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どもは予期せぬ行動をするものです。歩くのが上手になってくると、ほんの一瞬目を離しただけで姿が見えなくなってしまうこともあります。とくにショッピングセンターのように子どもの好奇心を刺激する場所では、より注意が必要ですね。
今回は夫の子育てにまつわるエピソードを中心にご紹介しました。パパが積極的に育児に関わってくれると、ママの気持ちにも余裕が生まれます。最初は子どもとの関わり方に戸惑うこともあるかもしれませんが、夫婦で協力しながら一緒に子どもの成長を見守っていけるといいですね。