妊娠中、大きなおなかを抱えたママの姿は貴重なもの。SNSなどでもスタジオで撮影された素敵なマタニティフォトがよく見られます。でも、なかなかスタジオに行けない場合でも、自分なりの形でマタニティフォトが撮れると思ってチャレンジしてみました! 今回は、私がやっておいてよかった! と感じたセルフマタニティフォトについてお話します。
マタニティフォトに興味アリ、でも……
妊娠中期になり、だんだんとおなかも目立ってきた私。以前からマタニティフォトに興味はあったものの、「カメラマンさんに撮ってもらうのはちょっと恥ずかしいな……」「お金もかかるし、どうしよう」と迷っていました。
結局撮らずじまいであっという間に時間が過ぎ、正期産の時期に。そんなある日、夫がカメラを出してきて「今度の日曜、写真撮影しよう!」と提案してくれたのです。
満開の桜並木の下で撮影
私はそのころ、医師のすすめで毎日ウォーキングをしていたのですが、コースにある桜並木がちょうど満開になっていました。とても美しいロケーションなので、ぜひそこで撮ろう! ということに。
久しぶりにしっかりメイクをして髪を整え、桜柄のブラウスと白のスカートで自分なりにおしゃれをしました。当日は気候も穏やかで、気分はピクニック! 屋外撮影は開放感があり、改まって写真に撮られるのが苦手な私でもリラックスして臨めました。
夫の一眼レフで撮ってもらう他に、スマホで撮ったものも手軽にフィルターやスタンプで加工できて楽しめました。
改めて……撮っておいてよかった!
出産を終えてから妊娠中の写真を見返すと、「あのときセルフマタニティフォトを撮っておいてよかった〜!」と思います。なぜなら、恥ずかしながらそれ以外の日常の写真はどれも、すっぴんだったり、髪の毛がボサボサだったり、部屋着姿のものばかり。
バッチリメイクでおしゃれをしているときでも、大きなおなかがしっかりと写っているような写真は意外となかったのです。あまり身なりに気を配る余裕もなかった妊娠生活でしたが、最大限にきれいにした自分のマタニティ姿を写真に残せたことは、本当によかったと思います。
桜が満開のなか楽しく撮影し、今でも見るたびにテンションが上がるセルフマタニティフォト。プロの写真には敵わないかもしれませんが、私にとっては最高の写真となりました。 今度の春、わが子を連れてまた同じ場所で家族写真を撮影するのが楽しみです。
著者:粟津愛美
一男の母。結婚を機に退職後、半年で妊娠・出産。滋賀県の田舎で初めての子育てを楽しみつつ、自身の体験談を中心に記事を執筆中。