「○菜」「○花」など、植物にちなんだ名前は相変わらず女の子に人気です。私たちを元気にしてくれたり、癒してくれたりする植物や花たち。そのイメージを名前につけることで、素敵な印象を与えてくれますね。今回は、2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」でも人気だった、植物にちなんだ女の子の人気名前を紹介します。
人気ナンバー1は「葵」
2018年の女の子の名前ランキング1位の「葵(あおい)」。2017年の3位からトップになりました。漢字そのものも人気があるようで、上位には、「陽葵(ひな、ひなた、ひまり)」もランクイン。
「菜」のつく名前
名前の止め字として使いやすく、女の子には人気の漢字。やわらかい響きと、菜の花のイメージもあってかわいらしいですね。2018年の女の子の名前の漢字ランキングでは見事に1位。2018年のランキングでは、「結菜(ゆな、ゆいな、ゆうな)」が3位、「陽菜(はるな、ひな)」が5位に。以下、「愛菜(まな)」「紗菜(さな)」などが100位内にランクインしていました。止め字としてだけではなく「菜〜」と1字目につけてもいいですね。
「咲」のつく名前
「咲」は、まさに花が咲く華やかさをイメージさせる、女の子ならではの漢字です。もともと「咲」には、「笑う」という意味があるのも、素敵ですね。ランキングに入った名前では、「咲良(さくら、さら)」「咲希(さき)」「美咲(みさ、みさき)」「咲(さき)」がランクイン。漢字から受ける印象も、音の響きも、美しく女性らしい名前です。
「花」のつく名前
「花」は、2018年のランキングに入っている名前だけでもいろいろなバリエーションがあります。「○花」といったように止め字に使われることが多いようですが、一番人気はストレートな一文字名前の「花(はな)」でした。そのほか、「和花(のどか、わか)」「一花(いちか)」「彩花(あやか、いろは)」「百花(ももか)」「優花(ゆか、ゆうか)」「唯花(ゆいか)」などがランキング内に。
「葉」のつく名前
グリーンの清潔感がある爽やかなイメージと、「は」「よう」と読ませるやわらかい響きで、人気の高い漢字です。ランキング内に入った名前では、「琴葉(ことは)」「葉月(はづき)」「柚葉(ゆずは)」「彩葉(あやは、いろは)」がありました。
「芽」のつく名前
「芽依(めい)」は2018年のランキングで7位に。同じ「めい」の読みで「芽生」「芽衣」も人気です。植物が芽吹くイメージから、生命を感じさせ、イキイキと元気で前向きな女の子をイメージさせますね。「めい」という読みは、英語の「May」から、5月生まれの女の子にもおすすめです。
いかがでしたか? 植物にまつわる名前は、女の子にぴったりのものが多いですね。ぜひ、名づけの参考にしてみてくださいね。(TEXT:樋口由夏)