会陰切開の痛みで病院に助けを求めたら…看護師さんからの発言に困惑!一体どんな?
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長男を出産したときの話です。夫は仕事が多忙で休みをとることが難しいため、いつ陣痛が来てもいいようにと里帰り出産することに。出産はとてもスムーズでしたが、長男の頭が大きく会陰切開してもらいました。産後の痛みが心配でしたが、会陰切開した傷の治りも良好だったようで、産後1週間で無事に長男と一緒に退院しました。
出産した病院に1カ月健診に行くと、長男の成長は問題なかったのですが、私の会陰切開の傷の治りが少し悪かったよう。先生からは「まだ産後1カ月だし、痛みがなければ大丈夫でしょう」と言われ安心していたのですが、2週間後、急に傷が痛み出したのです。最初は我慢していましたが、痛みが増してきたので病院に受診してもらえるのかを電話して聞くことに。
女性の看護師さんが電話に出たので状況を説明すると「傷の具合はどんな感じ? 」とラフな雰囲気で話す女性。「会陰切開の傷なので自分では確認できなくて……」と伝えると「そんなの旦那さんに見てもらえばいいでしょ」と突っぱねた言い方をされ、少し不快になりました。いくら夫とはいえ、会陰切開の傷を見てもらうのは抵抗があります。そもそも里帰り中だったため夫はいません。「夫が見ても傷の具合はわからないですし、里帰り中なのでいません。先生に診ていただきたいのですが」と言うと、「はぁ。じゃあ、とりあえず様子見て。まだ痛むようだったら、月曜日に予約取って受診してください」と冷たく言われ、一方的に電話を切られました。
月曜日までは3日もあったので、ダメもとで、もう一度病院に電話することに……。すると、さっきとは違う女性の看護師さんが電話対応してくれ、「もしかしてさっき電話くれた方!? 冷たい言い方をしてごめんなさい。一度先生に診てもらったほうがいいと思うの。今日の16時からなら予約が空いているので、来られますか? 」とすぐに予約を取ってくれました。
長男を母に預け病院へ行くと、1カ月健診のとき診てくださった先生が対応してくれました。先生から「早めに来てくれてよかったよ。飲み薬と消毒でよくなると思います」と言われひと安心。
待合室でお会計を待っていると、聞き覚えのある声で「それくらいのことで電話してこないでね」と、50代くらいの看護師さんが受付で電話していました。最初に電話に出たあの看護師さんです。すると電話でやさしく対応してくれた看護師さんが「忙しいイライラを患者さんにぶつけるのはやめなさい! 毎回注意しているでしょ! みんな不安な気持ちで電話してきているのよ」と同じく40代くらいの看護師さんがズバッと別の患者さんもいる中で叱ってくれていました。叱られた看護師さんはムスッとした表情で裏に戻っていったのでした。
対応が悪い方がいると受診を避けたくなってしまいます。しかし、痛みを我慢して悪化することを考えたら、勇気を出してもう一度電話してよかったと思いました。
著者:下野香月/30代・ライター。面倒見のいい6歳の長男と、ひょうきんな4歳の長女、甘えじょうずな2歳の次女を育てている元保育士ママ。在宅勤務を目指しスキルアップ中。日々子どもたちに癒やされながら、忙しくにぎやかな毎日を送る。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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看護師さんの冷たい言葉に、嫌な思いをされたことでしょう。産後まもなくは、心も体もまだ不安定な時期。産婦人科では、不安を抱えるママも多いからこそ、もう少し寄り添うような声かけをしてもらえると安心できますよね。
続いてご紹介するのは、産後入院中に起こったエピソードです。看護学生さんからかけられた言葉とは……!?
入院中に他のママと比べてしまい涙→そんな中、看護学生からのまさかの言葉に…!?
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私の出産は安産で、5時間くらいで無事に生まれました。出産後はすぐにおなかがへこむと思っていたのですが、おなかは出たまま! そして、腰も足の付け根も痛いことに驚きました。
初めての授乳のとき、助産師さんや看護師さんの中には「お母さんだから」「この子のために」と厳しいことを言う人もいました。その言葉を聞き私は「体調がすぐれない病人みたいなのに」とつらかったです。そして、元気に授乳できる他のお母さんたちと自分を比べては涙ぐみ、「自分は情けない母親なんだ」と思う入院生活でした。
そんなとき、実習に来ていた20歳の看護学生さんが「いいんですよ。いろんなお母さんがいて! そんなにみんな最初からうまくできるわけないですよ」とやさしい言葉をかけてくれました。「まだ20歳なのに。なんで私の気持ちがわかるのかしら? 」と驚きました。彼女の言葉で少しづつ自信を取り戻しました。
監修:助産師/松田玲子
著者:美咲一花/30代女性・主婦。振り回されっぱなしの子育ては終了しました。あとは夫とお互い好きなことを!
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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看護学生さんからのさりげない言葉に、ふっと心が軽くなったのではないでしょうか。体調が万全ではない中で赤ちゃんのお世話が始まると、思うようにいかず焦ってしまうこともあったり、周りのママたちと比べて落ち込むこともあるかもしれませんが、みんな最初は手探りです。自分の体調と相談しながら、少しずつ赤ちゃんとの時間に慣れていけるといいですね。
最後のエピソードは、お赤ちゃんを産んだ後も悩まされた体の不調にまつわるエピソードです。出産したはずなのに、なぜかつわりが……!?
出産後も消えないつわりのような症状→医師から告げられた衝撃の事実とは!?
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妊娠8カ月ころから私は、胃の圧迫感や胸焼けといった後期つわりに悩まされました。そのときは後期つわりの症状だとわかっていたので、出産までの我慢だと思い、食事の量を調整しながら耐えたのでした。
しかし出産を終えても、同じような胃の不快感に悩まされる毎日。育児や授乳で体力を奪われていく中で、胃の不調が続き食べられる量が減ってしまい、体重も落ちてしまいました。そのため体力低下や貧血にも悩まされ、私はこのままではいけないと思い、産後10カ月のころ消化器科のある病院で胃カメラの検査をすることにしたのです。
検査の結果、私が診断された病名は「逆流性食道炎」でした。病院の先生いわく、後期つわりで発症した逆流性食道炎が産後も治らずに、長引いてしまっているのではないかということでした。授乳に影響のない薬を処方してもらい、それを服用してからは1カ月ほどで症状が治ったのです。おかげで食欲も回復し、体力低下や貧血の症状も改善して、健康的な毎日を送れるようになったのでした。
今回のことで、後期つわりが出産後も逆流性食道炎として長引いていたとは思ってもみなかったので驚きました。そしてそのうち治るだろうと放置せずに、病院でしっかりと検査をすることの大切さを身に染みて実感したのでした。
監修:助産師/松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:水沢 雫/30代女性・主婦。2016年生まれの男の子と2020年生まれの女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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産後も続く体の不調に、不安でいっぱいだったことと思います。赤ちゃんのお世話で毎日があっという間に過ぎていく中、自分の体のことはつい後回しになってしまいがちですよね。それでも思い切って病院を受診し、原因がわかって本当によかったです。
いかがでしたか? 今回は、産後に起こったまさかのハプニングをご紹介しました。出産を終えても、ママの体はまだ回復途中。無理をせず、少しでも「おかしいな」と感じたら早めに病院を受診することが大切です。ママが元気でいることは、赤ちゃんにとって何よりの安心につながります。休めるときにはしっかりと体を休めて過ごしてくださいね。