こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里です。「赤ちゃんのとき、泣いたらすぐ抱っこをしていると、抱きぐせがつくんですか?!」と、抱きぐせを心配しているママも多いようです。今回は、抱っこと抱きぐせについてお伝えします。
抱っこでママの温かさを伝えてあげよう
赤ちゃんを「泣いたらすぐ抱っこ」していたら本当に抱きぐせがついてしまうのでしょうか? 私はそうは思いません。つい最近までおなかの中にいた赤ちゃんにしてみたら、ママの温かさに包まれ、胸の音を感じられる抱っこはとても落ち着くことです。
親子で癒し癒されるのが抱っこ
人は肌にふれ、温かさを感じると「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌され、情緒が落ち着き、癒されるといわれています。すなわち、抱っこは最も身近な親子のコミュニケーション法! 抱っこで親子ともに癒し癒れちゃいましょう。
抱っこで信頼と愛を育む
泣くことでしか自身の要求を伝えられない赤ちゃんにとっては、「抱っこしてほしいよ~」と泣いていたときに、それをママがキャッチし、抱っこしてくれるということは「自分の気持ちを分かってもらえた」とうれしく感じるはずです。
そうすることによって、ママへの信頼が増し、愛を感じます。それって「抱っこするたびに信頼や愛は育まれていく」ということですよね。
どうしても抱っこがツライときは
そうは言っても、抱っこ抱っこでもうヘトヘト……と、つらくなってしまうときもありますよね。そんなときはあおむけに寝ころび、胸の上に赤ちゃんを寝かせてそっと抱きしめてあげましょう。
ときには、そのままゆらゆらとママの体をゆりかごのように揺らすのも、心地よさを誘い、おすすめです♪
赤ちゃんのときはどんどん抱っこを♪
子どもを抱っこできる時期はほんの数年。抱っこで信頼と愛を育んでいるならば、その時期を逃すのはもったいない! 赤ちゃんが泣いたら抱きぐせなんて気にせず、迷わずに、どんどん抱っこしてあげてくださいね。そして思いっきりお互いの温かさを感じ、癒し癒され、信頼と愛を育んじゃいましょう。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。