同窓会が開かれている居酒屋へ到着した宇美さん。会場の扉を開けると「え……」「宇美……!?」とその場の空気が一変! ギョッとする同級生たちの様子を気にすることなく「やっほー!「みんな久しぶりー!」「元気にしてたー?」と声をかける宇美さん。
同級生が「あんた自分がしたこと忘れたの!?」と問い詰めても「昔のことでグチグチネチネチ……」と自分のしてきたことを悪いと思っていない宇美さん。すると次の瞬間、「私が呼んだのよ!」と笑顔で話す杏さん。衝撃を受ける友人たちに宇美さんは「そうそう!杏ちゃんが誘ってくれたんだからね!」「来て何が悪いのよ!?」とドヤ顔で言うのでした。
「仲良くしたいんだよね?」次の瞬間、友人が……!














杏さんのひと言で調子に乗り始める宇美さん。「同窓会ってみんなが参加していいものでしょ!?」「この歳になって仲間外れとかみっともないよ!」と主張します。そして最近杏さんと仲が良いアピールをし「杏ちゃん自身はとっくの昔に吹っ切れてるんだよ!」と笑顔でひと言。続けて「だからもう昔の事なんて忘れて」「みんな仲良くしようよ!ね♡」と周りの空気も読まずズケズケと話し続ける宇美さん。さらに「杏ちゃんも昔みたいに私と仲良くしたいんだよね!?」と杏さんに問いかけます。
その瞬間、顔色を変え「そんな訳ないでしょ……」と呟く杏さん。そして、宇美さんに近づいたのは浮気の証拠を掴むためだったと暴露。そしてスマホを取り出し浮気現場の写真をみんなに見せつけます。そして「この5年間……毎日……あんたを憎まなかった日はないわ……」と言い放つのでした。
◇◇◇
「杏ちゃんは吹っ切れてる」と勝手に決め、過去を軽く流そうとした瞬間に突きつけられたのは、5年分の本音と浮気の証拠。「毎日……憎まなかった日はない」と言う杏さんの言葉は、傷ついたのは“昔のこと”ではなく、“今も続いている事実”でした。杏さんの言葉に宇美さんは何を思うのでしょうか? 今回ばかりは自分の悪を認め反省して欲しいですね。
土井真希さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。