私はおなかが痛くなるのが陣痛だと思っていて、実際に1人目の出産はそうでした。しかし次女を産む際の陣痛で痛みだしたのは、おなかというよりも腰のあたりでした。1人目と2人目で陣痛で痛む部位が違っていたという、私の体験談をお伝えします。
おなかではなく腰? 痛む場所が変わった
妊娠38週に入るころから前駆陣痛が頻繁にあり、おなかが張って痛みを感じていました。そして妊娠38週5日の10:30ごろと16:30ごろに、おしるしがありました。この日はちょうど夕方から定期健診で、そのときドクターからいつ生まれてもよいと言われたのです。
まだ赤ちゃんの推定体重が2,500gを超えたくらいだったので「少しでも長くおなかにいてね」と話しかけながら、その夜は就寝しました。しかし、おなかの痛みが不定期にあると、どうしても眠りが浅くなってしまいます。うとうとしながら痛みをやり過ごしていたのですが、ふと「おなかというより、腰が痛い」と気付きました。
迷わず病院に連絡して正解だった!
スマホアプリを使って陣痛記録をつけてみると、16分、7分、14分、10分、11分と痛みの間隔が安定しませんでした。長女を出産したときの陣痛はおなかがズキズキと痛かったのですが、この夜に痛かったのはおなかというより腰でした。
その痛みは少しずつ増している気がして、「前とは違う痛み方だけど、これは陣痛なのでは?」と思い、病院に連絡したのは未明の3時。ひょっとしたらただの前駆陣痛だと診断されるかも、と思いつつ電話したのですが、「入院の荷物を持って来てください」とのことで、すぐにタクシーを呼んだのです。
病院到着から約2時間で無事出産
病院に到着すると陣痛室へ。この時点で子宮口の開き具合は4cm。助産師さんが「良い陣痛が来ている!」と明るく褒めてくれ、3歳になる長女と夫が枕元で励ましてくれました。
そして子宮口が7cmになったので、分娩室へ移動することに。長女を産んだ病院は畳敷きの分娩室だったので、私にとって分娩台に上がるのは初めてでした。足を開いて腰を浮かさないようにするのですが、背中や腰が痛くて大変でした。それでも陣痛の波に合わせていきむこと2回目で破水、5回目くらいで無事に次女が生まれてきてくれました。
お産は一人ひとり違うと聞いてはいたものの、おなかだったり腰だったり、陣痛で痛む箇所がこんなに異なるのかとびっくりしました。加えて「間隔は不定期だけど、これはきっと陣痛だ!」と妙な確信があったのも、今から思えば不思議ですがママとしての勘だったのかもしれません。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
◆関連動画 出産ドキュメンタリー
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
イラスト/ののぱ
監修/助産師REIKO
著者:柴崎諒子
2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。