親同士の秘密の計画
娘から「友人たちがいろいろな余興をする予定」と聞き、娘のお相手のお母さんと一緒に何かできないかと考えました。
そこで思いついたのが、昭和の名曲『UFO』を踊ること。家が離れていたため、電話で打ち合わせをおこない、振り付けはDVDを共有して練習を重ねました。
娘にはもちろん内緒。当日を楽しみにしながら、2人でサプライズ計画を練り上げていきました。
晴れ舞台での全力パフォーマンス
そして迎えた当日。ガーデンウェディングの華やかな雰囲気の中で、私たちはピンクの衣装に身を包み、音楽とともに登場しました。
お相手のお母さんは少し恥ずかしそうに、私は思い切って全力で踊りました。実は私は以前、交通事故で腰を痛めたことがあり、娘の友人や職場の方々の間では「腰を悪くしている」と知られていたのです。
そのため、花嫁の母が激しい腰振りダンスを披露した瞬間、会場は一瞬静まり返り、みんなが驚いた表情を見せていました。
予想外の“娘の反応”
式のあと、娘は照れくさそうに「お母さん、腰痛かったんじゃなかったの!?」と文句を言ってきました。
友人たちからも同じように聞かれたらしく、恥ずかしかったようです。私はただ、愛しい娘のために全力でよろこばせたかっただけなのですが、どうやらサプライズは少しやり過ぎだったようです。
まとめ
あの日の“UFOダンス事件”は、今でも家族の笑い話になっています。サプライズは必ずしも成功するとは限りませんが、「娘を思う気持ちをかたちにしたい」という一心で挑戦したこと自体に悔いはありません。そして、改めて私はサプライズがあまり得意ではないことを、痛感したのでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:和井マイ/60代女性・無職。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
※一部、AI生成画像を使用しています
シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!
シニアカレンダー編集部
「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!