ヒルシュスプルング病の便秘対策は?

育児のQ&A

ヒルシュスプルング病の便秘対策は?

1歳1ヶ月の女の子です。10ヶ月頃から便秘がひどくなり、小児科を受診してレントゲンを撮ったところ、「ヒルシュスプルング病の疑いがある」とのことでした。幸い軽度の症状のため、経過観察ということになりましたが、食べないと途端に便秘になります。
かなりの偏食のため、好きなもの以外は一口二口くらしか食べてくれず、オッパイを欲しがります。こうした場合、好きなものだけを食べさせた方がよいのでしょうか?
今のところ、オッパイも好きなだけ飲ませています。水分も極力摂らせるようにはしてますが、あまり飲んでくれません。

 

腸の壁にはたくさんの神経細胞があり、これが腸を動かして便を肛門の方に送りだします。典型的な「ヒルシュスプルング病」は、生まれつきこの神経細胞がないため、排便ができず、生まれたときから便秘でおなかが張っています。
通常の状態では自力で排便できないため、浣腸などで便を出します。治療としては、神経細胞のない部分の腸を切除して、肛門とつなげます。
ご質問のお子さんは、ある程度食事を摂れば便が出るようですので、なるべく「かさ」の多い食事を摂るといいでしょう。1歳は、偏食があるお子さんのほうが多いものです。
「何でもまんべんなく食べ、しかも繊維質の多い野菜が大好き」というお子さんは、めったにいません。水分はしっかりとったほうがよいですが、無理強いすることはないでしょう。
1歳1ヶ月なら、おっぱいは好きなだけ飲んでもよいでしょう。普段の食生活でかなりの便秘となるようでしたら、小児科で便を柔らかくして出しやすくする薬(緩下剤)を処方してもらうことも考えてみるとよいでしょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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