育児ストレスで疲れた私になつきません
1歳1ヶ月の男の子の母です。私が少し育児ノイローゼ気味になっているため、しょっちゅう実家に帰っています。そのせいか、実家ではおばあちゃんばかりになつき、私のところにはほとんど寄ってきません。
本当は、主人と2人で頑張って育児をするべきなのでしょうが、家で息子と2人きりになると、元気いっぱいの息子の世話でヘトヘトになってしまうのです。笑顔で接しようと頑張れば頑張るほど気持ちがついていかず、気付けば涙がこぼれて、気分がよけい落ち込んでしまいます。
息子はまだ夜中に度々起きますし、私自身もともと熟睡しにくいタイプであるため、睡眠が十分にとれず、体力的にもきついです。内科で軽い睡眠導入剤をもらっていますが、あまり効果がないようです。これ以上強い薬を飲むことにも、抵抗があります。また、昼寝もなかなかできません。
夕方になると息子の夕食の世話で精一杯で、大人の食事の支度にまで手が回らず、パニックになって結局実家に世話になっています。しかし、息子がおばあちゃんばかりになつくのを見ると、「私って母親失格ね」と感じてしまい、とても落ち込みます。
どうやっても気持ちが八方塞がりで、何をどうすればよいのか分かりません。心の中は、「きちんと育児をしたい」という気持ちでいっぱいなのですが…。
お母さん自身、「きちんと育児をしたい」と考えている気持ちが、とてもよく伝わってきます。息子さんは、今が一番イキイキとし、好奇心があふれている時期なのでしょうね。歩き始めた頃には、世界が何もかも違って見えてくるからです。二本足で立ち歩き始めることで「人」になっていき、今までのような「赤ちゃん時代」とはまったく変わってしまいます。
一方、お母さんであるあなたは疲れとストレスがたまっているようですね。今は、ご実家のサポートを受けてなんとかなっているようですが、その状態が続くと、息子さんはますますお母さんに物足りなさを感じてくるのではないかと思います。
子育てにおいて最も大変であり、また大事な時期は、1~3歳ごろです。多くのお母さん方が疲れや忙しさの渦中にあり、それでも目を見張るような子どもの発育に喜びを見出しています。なぜならこの時期に、子どもの人生の下地が作られているからです。
ぜひ、お子さんと一緒に昼間に外で遊んで、その喜びを感じてみてください。疲れていても、お子さんをTV・ビデオ漬けにしないように注意してくださいね。走ったり跳んだり、ボールを投げたりと、遊び方は色々あります。最初は億劫に感じるかもしれませんが、ご自身の体力づくりにもなると思って、ぜひ体を動かしてみて! 気がつけば親子共々、夜には疲れてぐっすり眠れるようになるでしょう。