黄疸の改善には日光浴が必要ですか?

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育児のQ&A

黄疸の改善には日光浴が必要ですか?

もうすぐ生後2カ月になる子は、退院時に黄疸の値がギリギリでした。看護師さんに「お日様に当てるようにするといいですよ」と言われ、明るめの場所に寝かせています。とはいえ、幼いころに紫外線に当たりすぎると将来、肌の老化が早くなると聞き、心配になってしまいます。どのようにしたらいいのでしょうか?

 

新生児の体には赤血球が多いのですが、それは胎内で酸素を効率よく取り込むのに適した特殊な赤血球です。それが、生後は大人と同じ赤血球に変化していくため、生後まもなくたくさんの赤血球が分解されます。この分解の過程で「ビリルビン」というものができます。このビリルビンが血液中に増加すると、皮膚が黄色くなります。これが赤ちゃんの一般的な黄疸です。この黄疸の治療には、光線療法があります。これは、波長が420~460nmの青色光を皮膚に当てることにより、皮膚や皮下にあるビリルビンの構造が変化して、尿などへの排泄を促し、血液中のビリルビンを減少させます。太陽光に当てると、たしかに黄疸の治療につながりますが、1カ月健診で問題が指摘されず元気であれば、特別に太陽に当てる必要はないでしょう。かつては母子手帳でも日光浴が推奨されていましたが、現在は紫外線の害などから、特にすすめられていません。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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