乳児でも脱腸になるの?

娘は、7月17日に帝王切開で生まれました。出生時体重は2、783gで、何の問題もなく退院できました。しかし、8月3日の朝、オムツ交換時に泣いていきみ、左の下腹の横(股関節近く)がポコッと出ているのに気付きました。
出産した病院で検査したところ、脱腸の疑いが指摘されたのですが、常に出ているわけではないので、様子を見ることになりました。その場所を触ったり押したりしても、痛がる様子はありません。
こんな小さいな頃から、脱腸になることもあるのでしょうか? 普段の生活で気をつけることや脱腸の予防に必要なことがありましたら、ぜひ教えてください。
 

脱腸の正式な病名は、「鼠径ヘルニア」です。約6割が生後3ヶ月以内に発症する、と言われます。最初はオムツ交換時や入浴時に、足の付け根(鼠径部)の腫れに気づき、受診される方が多いようです。
通常、腸が脱出して腫れた部分を手で軽く圧迫すると、手にグニュグニュした感触が伝わってきます。元の場所に戻ると腫れは引きますが、咳をしたりいきんだりして腹圧がかかると、また脱出して腫れてきます。治療には、手術が必要です。
脱出した腸が捻じれると、元の場所に戻らなくなります。これを「嵌頓(かんとん)ヘルニア」と言いますが、この状態になると、腫れてとても痛がります。腸が壊死を起こしてしまうので、緊急手術が必要になります。

質問に対する答えは、あくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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