臍帯巻絡は出産前には分からないのでしょうか?

1人目の出産時、もうすぐ産まれるというときに、陣痛が来るたびに胎児の心拍数が下がっていきました。無事に出産できましたが、分娩直後に「臍帯巻絡(1回巻きつき)で、へその緒が細かった」と言われました。へその緒の太さは、成人女性の小指もないくらいだったそうです。
妊婦健診では、臍帯巻絡のこともへその緒が細いことも、一度も言われたことはありません。陣痛開始の3時間前に超音波検査を受けていますが、何も異常は言われませんでした。
臍帯巻絡は、出産前には分からないのでしょうか? また、へその緒の標準の太さはどのくらいでしょうか? へその緒が細い場合、何かのリスクがあるのでしょうか?
 

へその緒は直径1~2.5cm、長さは40~60cmで平均的には55cmです。臍帯巻絡は、全分娩の20~25%に見られ、頸部巻絡が95%を占めます。通常は、1回巻きつきが多いです。
へその緒が長いことや胎動が活発であることが、臍帯巻絡の誘因となります。へその緒がかなり細いと過長臍帯になることが多いのですが、これは胎児が胎内で活発に動くことで、引っ張られて伸びるためではないかと言われています。
出生前の超音波検査によって臍帯巻絡を診断できることもありますが、必ずできるわけではありません。臍帯巻絡があると、陣痛時にへその緒が圧迫されて胎児の心音に変化が起こり、胎児仮死につながることもありますが、無事に出産し、その後の経過も順調であれば問題はないでしょう。

質問に対する答えは、あくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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