助産師が教える、腹帯の伝統的な巻き方

腹帯のイメージ

 

昔ながらの腹帯の素晴らしさを伝えるべく活動している『助産師OBiの会』のみなさんに、日本古来から伝わる伝統的な腹帯の巻き方を教えてもらいました。完成図を見ると一見むずかしそうだけど、実はとっても簡単。しかも、しっかりおなかを包んでくれるので安心感がほかとは違います! ひとりでもラクに巻けるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

『助産師OBiの会』による、腹帯の巻き方講座

現在の腹帯はベルトタイプや腹巻きタイプ、ガードルタイプなど形状が多岐にわたっていますが、古来から伝わる安産のための腹帯は、さらし状で“岩田帯”と呼ばれていました。安産祈願の行事である帯祝いとは、この岩田帯を巻く儀式です。

 

腹帯の良さを広めるための活動をしている助産師OBiの会は、月に一度水天宮の参集殿にて、水天宮の御守りとして授けられている“御子守帯(みすゞおび)”を使って腹帯の講習会をおこなっています。

 

 

まずは腹帯を巻く前のお支度

 


御子守帯のサイズは幅35cm×長さ5m。これをおなかに巻く前に縦に2つ折り(約17〜18cm幅になるように)にして、筒状にくるくる巻いていきます。

ひとりでもおなかに巻きやすいように、御朱印が遠いほうの端から丸めてコンパクトに。

御朱印が表にくればお支度完了!

 

 

実際におなかに巻いてみる

●寝たままの状態で巻く

 

 

●立膝した状態で巻く

 

折り目(わっか)の部分が、ちょうど恥骨の上に来る位置にあてます。このとき、御朱印が正面に来るようにしてください。※実際は素肌に巻きます

まずはくるりと1周。この部分が腰骨を支える役割なので、苦しくない程度にしっかりめに巻きます。1周したら、巻き始めの帯の端を軽くひっぱり、たるみをなくします。

飛び出た端は折り返して帯の間に入れ込み、そのまま重ねてもう1巻き。

3周目からは、やさしく包み込むようなイメージで。帯を真ん中あたりで折り返して、下から上に少しおなかを持ち上げるような気持ちで巻いていき、背中にまわします。

帯が終わるまで繰り返します。最後は端をさらに2つ折りにして、帯の間に差し込めば完成です!

 

 

巻くとき、取り扱いの注意点

・背中もたるみがないようにしましょう。

・臓器を正位置にするため、寝ながら巻くのがベストですが、難しいようであれば先に少しだけ仰向けになってから巻きましょう。
・夏の暑い時期は、背中と帯の間に、1枚汗取り用の布(ガーゼハンカチ・手ぬぐいなど)を入れ込んでおくと良いでしょう。
・洗濯するときは、ネットなどに入れて洗濯します。
・干すときは、幅を半分に折った状態で干すと、くるくる巻きやすくなります。



さらしの腹帯はおなか全体を包んで温めてくれるので、腰痛や恥骨痛の緩和にも効果があります。洗い替え用の帯をもう1枚用意して、ぜひ毎日続けてみてくださいね。

 


取材協力:助産師OBiの会

伝統のある腹帯(はらおび・さらし)を通して母子の健康と安産を願う、有志の助産師たちによる団体。

 

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